まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

和食S

レジ前に並ぶ隊長の側に移動。入口は順番待ちの家族連れで溢れかえり、かなりの喧噪。商品の土産物をいじり回す子ども、スマホに吸い付いたままの親、口から先に生まれた「梅干し」。大阪にいればさっさと出て別口に当たるところだが、伊勢ではそうもいかな…

Colin Luther Powell(3)

My gift of a good start was not only being in a nice family,a good family,but having a family that said to me,“Now listen,we came to this country in banana boats in 1920 and 1924. We worked like dogs down in the garment industry every sing…

Colin Luther Powell(2)

コリン・パウエルは、貧しいジャマイカ移民2世から身を起こし、米陸軍大将、統合参謀本部議長、国務長官などを歴任した人物。話題が脇にそれるが、米国では現在4人に1人が高校を中退している。マイノリティに限れば50%に達するとか。そのマイノリティ…

βエンドルフィン

Y中たこ焼き君にエールを送るファンタジーの31回目。 明野駐屯地司令、大西裕文陸将補のブログが散歩の効用を説いている。「幸せになるヒント3」から要約。因みに陸将補は、旧軍でいう「少将」に相当。散歩に出かけて15分で下垂体前葉から放出されるの…

Laozi(36)

儒教とは正反対の立場を取る道家の始祖、老子のことばから。民不畏死、奈何以死懼之。 民、死を畏(おそ)れずんば、 奈何(いかん)ぞ死を以て之れを懼(おそ)れしめん。 虐政にあえぐ人民は、むしろ死を望むようになる。死を畏れない人民に死刑をもって臨…

伊勢路ドライブ(11)

伊勢市駅前に差し掛かり、和食Sを発見。生憎と駐車場は満杯。昼飯時を過ぎた14時前だというのに、1台分も空きがない。店内は混雑の極みだろうが、腹の虫の我慢もそろそろ限界。駐車場同士が繋がっているのをいいことに、隣のコンビニFの正面に止める。隊…

伊勢路ドライブ(10)

片側3車線の南勢バイパスを外宮に向かう。長屋1交差点で右折し南下の予定だったが、うっかり通り過ぎてしまう。昼食時間を過ぎ、13時半が近い。朝が早かったため、腹の虫が騒ぎ始めている。外食チェーンが見つかり次第入ろうと、歩道寄りを走行していた…

awesome

名詞“awe”「畏敬の念」と接尾語“-some”「〜によって特徴づけられる」とが結合した形容詞。元は「畏敬の念を起こさせる」「恐ろしい」の意味。近年「凄い」の意で使用する若者が増加。誉めことばとしての頻度が高まる。“terr-”「ぎょっとさせる」と“-ific”「…

flattery

日本語に直すと「お世辞」「おべんちゃら」。動詞は“flatter”で「お世辞を言う」「(写真などが)実物以上によく見せる」の意。明白な「お世辞」に接し、心底喜ぶ人など珍しかろう。が、“I'm flattered.”「(そう言って貰えると)うれしいです」という表現が…

Laozi(35)

儒教とは正反対の立場を取る道家の始祖、老子のことばから。代大匠斬。 大匠に代わりて斬る。 刑罰は元来、天の意志を奉じた者が行うべきものである。が、現実には人間がそれを代行する。仮に不当な人物が権力を握ってこれを行うと、自らを傷つけることに終…

R23南勢バイパス(3)

明和町から伊勢市に入ると、明野ヶ原。水利に恵まれない洪積台地のため、幕末まで松林と大根畑ばかりだったとか。明治13年から、元桑名藩士らが開墾に当たったという。戦後に完成した宮川用水のお陰だろう。現在は、一面の水田と化している。不意に右手か…

R23南勢バイパス(2)

櫛田川を越えしばらく進むと、明和町。町名の由来は、三和町と斉明村が合併したことによる。人口2万人余りの小さな町なのに、江戸期に統治していた藩は複数。神宮領の外、鳥羽藩、藤堂藩、紀州藩(!)の領地が入り組んでいた。天皇の名代として伊勢神宮に…

シーマ

Y中たこ焼き君にエールを送るファンタジーの30回目。 N産の高級車。バブルの頃には「シーマ現象」なる流行語を生んだことでも知られる。最高グレードを求めるなら、800円を用意してもまだ足りない。(当たり前や、まちゃつ。「万」が抜けてるでッ!)一…

リストラ

過去20年というもの、経済面でこの活字を目にしなかった年はほとんどない。ここ2,3年をとってみても「○○、不採算部門のリストラを加速」などと、経済面を賑わしてきた。在阪の大手家電メーカーPやSとて例外ではない。実際、両社とも削減人員は「万」単…

Laozi(34)

儒教とは正反対の立場を取る道家の始祖、老子のことばから。前識者、道之華而愚之始也。 前識は、道の華にして愚の始なり。 「前識」とは、物事を前もって悟ること。現代なら「智」に相当。智は華やかな文化であるから、道の華と言ってもよい。が、人間は智…

阿漕(2)

落語「西行」にも阿漕が登場する。僧でもあり歌人でもある西行(1118〜1190)だが、元は、鳥羽上皇に仕える北面の武士。本名は佐藤憲清(のりきよ)。『新古今和歌集』には、最大の94首が採録されている「巨人」。家集『山家集』には千六百首を収…

うつ伏せ

体を横たえる表現の場合、日本語は顔の向きを重視する。本来「顔を下に向けること」を表す「うつ伏せ」だけでも「腹這い」状態の意味にも用いられる。「仰向け」も同様。一方、英語の視点は、接触している部分にある。“Lie on your stomach.”「うつぶせに寝…

R23南勢バイパス

本居宣長記念館一階に下りる。冷房の効いた休憩コーナーで一息入れてから、市営駐車場に戻る。37度の炎天下。ゆっくり進むが、すぐに汗みずく。両サイドの御仁が気をつけてくれたのだろう。心配していたドアアタックは受けずに済む。13時が近い。空腹で…

阿漕

「あこぎ」と読む。「阿漕な仕打ち」「阿漕な仕事」のように用いられ、「際限なく貪ること」の意。当世風に言うなら「あくどい」か。「水戸黄門」に出てきそうなことばであり、既に死語となった感は否めない。時代劇そのものが「絶滅危惧種」となっている今…

重言

同意の語を重ねた言葉遣い。「腹回りの余計な贅肉」と言ったら、即該当。「贅肉」だけで「余分の肉塊」の意だから、「余計な」が不要。「吉報を期待して待つ」「台風で床上浸水の被害を被った」「〇〇党が過半数超えの勢い」なども同類。拙い表現と分かって…

BGM(2)

タイトルからバックグラウンドミュージックを想像した方がいたら、残念ながら外れ。本日の話題は、早口ことば。 「両唇を密閉し有声の気息を鼻腔に通じて発する鼻子音」 「後舌面を軟口蓋に接し破裂させて発する有声子音」 一度読んだだけでは何のことか分か…

政府開発援助

通称はODA。Official Development Assistanceの略。内訳は、発展途上国に対する贈与、技術協力、借款。韓国へは18億4900万ドル(1969年以来の累積総額)。中国へは76億2400万ドル(1979年以来の累積総額)に上る。データは、外務省HPか…

一斉喫食

Y中たこ焼き君にエールを送るファンタジーの29回目。 該当するのは、月火木金の昼食。テスト期間(10月と2月の各1週間)や訓練期間は除く。食堂で配膳や後かたづけに当たる役目は1年生。ひとひとよんまるの授業終了と共に駆けつける。ひとふたまるま…

「社会の窓」

ズボンの前チャック(隠し)を英語では“fly”と呼ぶ。日本語の方は、イヌHKの番組名に由来するらしい。さて、文章を書いていれば、直前に実行したコマンドを取り消したい場合が起こる。紙なら大変だが、ワープロならいとも簡単。「アンドゥー」“undo”をクリッ…

“fool”

“He is being a fool.”「彼は馬鹿なことをしている(馬鹿なふりをしている)」に対して、“being”を省くと“He is a fool.”「彼は(生まれついての)馬鹿だ」となる。“No cure for a fool.”「馬鹿につける薬はない」は、亡母の口癖。“Stupid lasts forever.”「…

Laozi(33)

儒教とは正反対の立場を取る道家の始祖、老子のことばから。柔弱勝剛強。 柔弱は剛強に勝つ。 強いものが弱い者に勝つと世間では考えているが、本当はその反対。弱い者が強いものに打ち勝つ。世の中に水ほど柔らかで弱いものはないのに、その水は巨船を浮か…

ハンドル(2)

車のハンドルは円いから“wheel”だが、「自転車のハンドル」は“handlebar”。初めて製作された19世紀初期には、現在のようなバリエーションは存在しない。名称は、形状が“bar”「棒」状だったことによるのだろう。知人に差し上げた、学生時代の愛車は18段変…

「泣かしたろか!」

府立病院裏の路地を散歩した昨秋のこと。後ろからにぎやかに談笑する子どもの声が近づいてきた。左側によけると、現れたのは小学4,5年生と思しき6人組。男の子ばかりで、みんな自転車に乗っている。追い越しざまに「中央公園、行くやろ?」「カズマ、エ…

寝室

Y中たこ焼き君にエールを送るファンタジーの28回目。 自習室と隣り合わせの寝室だが、内部で直接繋がってはいない。行き来するには、一旦通路に出る必要がある。ライトグリーンの扉を開くと、左右にシングルが2基。ロッカーを挟み、窓際に更にシングルが…

April Fool

万愚節(All Fools' Day)に因み、“fool”に関する慣用句の紹介。 “You could have fooled me.”「へえ、そうやったんや!」言われて初めて知ったという場合のリアクション。仮定法過去完了の帰結節と同形。主語の“You”に条件を置いた直訳は、「あなたなら私を…