まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ET(2)

北口から店内に入る。野菜売り場で放たれる芳香につい足が止まると、白い茎に目が釘付け。マヨネーズをのせてカリッとやったら…、想像しただけでよだれ状態。買い物かごに入れたくなるが、隊長は献立を思案中。邪魔にならぬよう少し離れてついていく。旨そう…

ET

セロリの綴りを辞書と相談していたら、ET(地球外生命体)に行き当たった。セロリとETの取り合わせには、一見互いに縁もゆかりも無さそうに見える。が、「6次の隔たり」ということばがある。「知り合いを6人たどると、地球上の誰とでも繋がる」というもの…

JR九州787系(15)

始業式帰りの小学生に手を振れば応えてくれるかもしれない。窓外に注目するものの、たやすくは見つからない。たまにサッカーに興じる集団がいても、列車など眼中にないらしく振り返る子どもはいない。仕方なしに並行する車に試みるが、応答なし。そもそも運…

JR九州787系(14)

短区間でもロングレールだとやはり静か。空調機がGuhhhmとわずかに唸るのみ。直に通常の走行音テケットトン、テケットトンに戻るが、単調な調べは夢の世界への誘い。6Dの壮年男性は既にその虜。前に目を遣ると、8Aでは熟年女性が週刊誌の特集に釘付け。席…

平城宮跡

小野妹子の末裔で大伴旅人の配下だった人物に小野老(おののおゆ)がいる。大宰府で少弐(しょうに:律令制で庶務担当の次官)を務めていた天平元(729)年頃に詠んだ和歌が知られている。「青丹吉寧楽乃京師者咲花乃薫如今盛有:あをによし奈良の都は咲…

Confucius(27)

春秋時代の思想家、孔子(551B.C.〜479B.C.)のことばから。不戒視成、謂之暴。 慢令致期、謂之賊。 戒めずして成るを視る、之を暴と謂う。 令を慢にして期を致す、之を賊と謂う。 あらかじめ仕事の性質や完成の期日などについて充分注意も与えないで…

JR九州787系(13)

佐土原を出てすぐに越えるのが一ツ瀬川。航空自衛隊新田原(にゅうたばる)基地や西都原(さいとばる)古墳群が鉄橋の西に位置。年齢が今の半分だった昔、一ツ瀬ダム見学を兼ねて宮崎市内から西米良まで愛車を転がした。道幅の狭いところも一部あるものの、…

JR九州787系(12)

作成に暇がかかるものの、ダイヤグラム持参で乗車すれば「電車ごっこ」はいっそう楽しくなる。どこでどんな列車とすれ違っても素性はたちどころに判明。始発駅と時刻、行き先への到着時刻はもちろん、その列車の出す速度の変化、更にはその列車が追い越した…

職員条例(3)

大阪府でも市でも、職員に相対評価を実施。最低ランクの評価が連続すれば免職の可能性があるという。記事を読んで思い出したのが、旧海軍の勤務評定(考課表)。もちろん、直接経験した訳ではない。阿川弘之の『海軍こぼれ話』(光文社文庫)に教えてもらっ…

職員条例(2)

東大進学で名高い神戸市所在のN中・高は、「精力善用」「自他共栄」がモットー。明文化された校則が無いことで知られる。校外学習時でも現地集合、現地解散と合理的。これと正反対なのが、職員条例の別表。具体的事例を挙げて事細かに処分内容が書かれている…

JR九州787系(11)

指定席1両の埋まり具合は半分程度。自由席3両はがら空きだから、JR九州にはちょっと気の毒。Guhhhm7番ABに座るとわずかに低めの音がしている。空調機か。動き出す際のモーター音はかすかにKuhhhn。883系に比べると控えめなのは、性能の限界まで加速す…

JR九州787系(10)

JR宮崎駅は島式ホーム2面4線。自宅前のTヶ丘駅に構造がよく似る。乗降客数は多少Tヶ丘の方が多いものの大同小異。ホームに自販機はあれどもkioskがない点も同じ。が、今時、宮崎駅には自動改札機がない。切符は手で回収。ICOCAやSUGOCAとは無縁。まぁ、美…

職員条例

職員に相対評価を実施。人事評価の結果が2回連続最低ランクの評価となるなど、勤務実績が著しく悪い職員は免職となるらしい。断っておくが、まちゃつは公務員だったことはない。まして組合の肩を持つ気などさらさらないが、個人的には行き過ぎの感がしない…

スーパーファインピッチFDトリニトロン

まだブラウン管テレビを見ているの、とよく言われる。性能をご存じない他人様からはオンボロに見えるのだろうが、実はそうではない。現在でも、これ以上は望みようがないほどの高画質を誇る。店頭で見た精細なハイビジョン映像に驚嘆し、2003年に購った…

JR九州787系(9)

丈母の1周忌法要から一夜明けた4/9、帰阪の始まり。デイパックを背負いトフコさんの鞄を持つと、日豊本線高架下遊歩道を宮崎駅に向かう。月曜の朝9時半故、散歩する人影はまばら。車での見送りをお断りして徒歩にしたのは、運動に花見も兼ねたいから。…

美々津

直訳なら「とても美しい港」となるか。神武天皇東征伝説の地。江戸時代には高鍋藩の交易港となり、材木や炭の集散地として繁栄。商家が立ち並ぶ様子は「美々津千軒」ともてはやされたという。明治と改まり一時は美々津県の県庁所在地となるものの、県庁はす…

「弱きを屠り、強きに屈する」

「弱きを助け、強きをくじく」なら、スペシャルドラマ『坂の上の雲』に登場。白人に骨董品を持って行かれそうになる商人(蛭子能収)を助けようと、本木雅弘演じる秋山真之が英語で弁じ立てる。「イギリス紳士は博愛精神に富み、弱きを助け強きをくじく。常…

Confucius(26)

春秋時代の思想家、孔子(551B.C.〜479B.C.)のことばから。賢者識其大者、不賢者識其小者。 賢者は其の大なる者を識り、不賢者は其の小なる者を識る。 賢者は常に問題の大きな所に着眼して大きなことを知る。賢者ならざる者は、常に大きな所には気付…

JR九州787系(8)

日向市を出た「にちりん」11号は、小倉ヶ浜、金ヶ浜の両海水浴場を過ぎると、一旦海側へ東行し反転した後に再び南下する。今建設されればトンネルで一直線に進むに違いないが、岬を迂回するルートで敷設されている。工事費倹約のためには致し方なかったの…

JR九州787系(7)

延岡を出ると、宮崎まで残すところ83.7キロ、1時間4分。小倉・宮崎間の339.9キロを特急に乗車しても50円しかかからない格安切符。まだ12円分残っているものの、南延岡、日向市、高鍋、佐土原と停車すれば、残念ながら787系とお別れである…

恩師、Pehda先生(297)

米国人の夫10人中1人は、妻に洗濯をやらせたりしない実例。 阿川弘之の『乗り物紳士録』(旺文社文庫)には、ホノルルまでの船旅で出会った「ラジオ婆さん」から家事分担について説教をくらうシーンが登場する。1955(昭和30)年、ロックフェラー財…

恩師、Pehda先生(296)

昨日の続き。NHKによる家事分担の国際比較(2002年)から抜粋。 家事を担当する米国人男性の割合は、ペーダ先生がおっしゃったほど高くはない。が、ここに挙げたのは全米の平均。マスター修了者の意識はもう少し高いのかもしれない。ギャップは当然ある…

恩師、Pehda先生(295)

ペーダ先生は、家事・育児に関わろうとしない日本人男性には批判的。日頃「私はフェミニストではないが」と断った上で“Japanese males' main problem”「日本人男性の主要な問題点」とおっしゃっていた。「米国では、大学を卒業すれば親元を離れて独り暮らし…

JR九州787系(6)

14:09延岡着。電化される以前の1973年夏、このホームに降り立ったことを思い出す。前年に日之影線が高千穂まで延伸され高千穂線と改めた頃である。大阪から新幹線と「つばめ」を乗り継ぎ熊本入りした、T山、Y田、まちゃつの3人連れ。翌日、豊肥本…

JR九州787系(5)

日豊本線には全国に知られた駅名がある。佐伯・延岡間にある、隣同士の駅「重岡」と「宗太郎」がそれ。続けて読めば「しげおかそうたろう」で人名が完成する。運行本数は臨時列車を含めても1日に上下32本と少ないのに、ほとんどが通過。停車するのは、わ…

Mencius

性善説を唱えた孟子(372B.C.〜289B.C.)のことばから。易子而教之。 父子之間不責善。 責善則離。 離則不祥莫大焉。 子を易(か)えて之を教う。 父子の間は善を責めず。 善を責むれば則(すなわ)ち離る。 離るれば則ち不祥焉(これ)より大なるは莫…

鏡の中

「テンパ」と聞いて英単語“temper”を連想していたら、「天然パーマ」の略と知ってびっくりしたのは40年前のこと。15年前「テンパる」に遭遇した際にはもっと驚かされた。麻雀用語の「テンパイ」から「用意万端ととのう」の意味だろうと予想して聞いてい…

JR九州787系(4)

デッキから客室内に入った瞬間に感じるのだが、何となく湿っぽい。正直に言うと小便臭い(T_T)。宮崎の年間降水量は、大阪のほぼ2倍。多雨地域で使用されるからか。今回で5度目の乗車であるが、毎度匂う。30分も経たない内に慣れる(?)から、心配は要ら…

JR九州787系(3)

新大阪・小倉間555.1キロを「みずほ」は2時間8分で、小倉・大分間132.9キロを「ソニック」は1時間19分でそれぞれ走破。乗り換え時間を無視すれば、新大阪・大分間の合計688キロを3時間27分で結んでいる。同じ調子なら大分・宮崎間20…

「弱きを助け、強きに屈する」

「弱きを助け、強きをくじく」の間違いじゃないの、という声が聞こえてきそうである。スペシャルドラマ『坂の上の雲』にも登場。確か、骨董品を持って行かれそうになる商人(蛭子能収)を助けようと、本木雅弘演じる秋山真之が英語で弁じ立てるシーンに登場…