指定席１両の埋まり具合は半分程度。自由席３両はがら空きだから、JR九州にはちょっと気の毒。Guhhhm７番ABに座るとわずかに低めの音がしている。空調機か。動き出す際のモーター音はかすかにKuhhhn。８８３系に比べると控えめなのは、性能の限界まで加速することがないためだろう。短いチャイムに続き女性の声で自動アナウンス。「JR九州をご利用下さいまして有り難うございます。大分行き特急にちりん１０号です。止まります駅は、佐土原、高鍋、日向市…。この列車では車内販売を行っておりません…」宮崎神宮駅のすぐ南で高架が終わり、地上走行に移る。台風銀座故か、丈夫そうな屋根が多い。お屋敷は入母屋、上等の戸建ては寄せ棟にしている。切り妻には妻入りが目立つ。４月上旬だが、水田にはどこにも水が張ってある。宮崎平野の田植えは早い。台風の被害に辛酸をなめ続けてきた地方の知恵だろう。台風が襲来する頃には収穫は終わっているという段取り。「鬼の居ぬ間に洗濯」ならぬ「野分の来ぬ間に収穫」である。最初の停車駅は佐土原。かつては西の杉安まで延びる妻線１９．３キロの分岐駅。１日に６往復のディーゼルが運行されていた。いつか乗ろうと思っている内に廃線(T_T)。以来２８年が経過している。
「人民」のつく国近所で拉致殺人
放火略奪愛国無罪
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『あ、コナンだ（アコナンダ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：南アメリカ熱帯産。全長９メートルに達することも。
