まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

恩師、Pehda先生(263)

ご自身は“superstitious”ではないとおっしゃっていた先生の授業から。今日は、願いが叶う“wishbone”の話題。成人すれば親と別居が当たり前の米国。でも、クリスマスと感謝祭(多くの州で11月第4木曜から4連休)は別。孫を連れた子ども夫婦が実家に集まる…

新聞記事の面白さ(14)

“Bushism”(ブッシュ流病的状態)なる不名誉なあだ名をメディアから頂戴した、米国前大統領の操る変な英語から。“They misunderestimated me.”“The great thing about America is everybody should vote.”「連中は私を過小評価した」「アメリカが凄いのは、…

銀杏禍(2)

銀杏かぶれはすぐに発症する訳ではない。症状が出るまでにタイムラグがある。最初の異変は、10/21夜の入浴の際に発生。湯船につかると、十指の指紋が浮かび上がる。長風呂した時にできる指の皺に酷似。本当のところは、お湯で温められて指先が腫れ上が…

Confucius(8)

孝悌(父母に孝行を尽くし、よく兄に仕えて従順なこと)と忠恕(忠実で思いやりがあること)を前提に、孔子は仁を理想の道徳とした。自己抑制と他者への思いやりの両面を併せ持つ「仁者」とは、どのような人物だろうか。子曰、剛毅木訥近仁。 孔子曰く、剛毅…

29th Wedding Anniversary

結婚が遅かったため、この歳になってもまだ29回目の記念日である。この日を迎える度に結婚式で使用したろうそくに点火していたことがある。懐かしい。1年目の紙婚式に始まり、2年目綿婚式、3年目革婚式…と続き、50年目の金婚式までの年数が記された巨…

恩師、Pehda先生(262)

「たった1人の裁判官が、有罪か無罪かの判決を下す制度はとても怖い」とおっしゃたことがある。1回生のゼミで刑務所視察の話題が持ち上がり、担当の助教授がコンタクトをとることに決まった時のこと。授業後にその話題をペーダ先生に伝えると「本当かい? …

銀杏禍

10.21に特別な響きを感じる方もおられよう。ベトナム反戦を叫ぶ運動のシンボル、国際反戦デーなのだが、ノンポリ学生だったまちゃつにはこれまで無縁。ところが、昨秋のこの日から大阪ダブル選まで4週間余を自宅に籠もって過ごすはめに陥ってしまい、…

川端康成文学館

幼少期に両親と祖父を亡くしたバートランド・ラッセルについて調べていたら、似た境遇の作家に思い至る。2歳で父親を、3歳で母親を結核で亡くしているのは、川端康成。ノーベル文学賞受賞者であるのも2人に共通する。旧制四中(現茨木高校)の出身だった…

さくら通り

こんなに静かで落ち着いた感じの道路が街中にあるとは! 川端康成文学館に出かけようと、府道143号を右折し北上を始めた時の印象である。緑地が左右片側だけの部分もあるが、両側に樹木がある所では癒される。電柱・電線が道路脇から離され、商店もけばけ…

新聞記事の面白さ(13)

APEC(アジア太平洋経済協力会議)をOPEC(石油輸出国機構)と言い間違えてしまう。“Is our children learning?”「子ども達は勉強中か?」と喋ってしまい、be動詞“Is”“Are”の使い分けさえ出来ないとこき下ろされたこともある。メディアの好餌となった米国前…

恩師、Pehda先生(261)

ペーダ先生ご使用のJoey Adams著“The Borscht Belt”に多く登場するのは、ユダヤ系アメリカ人。歌手兼俳優でコメディアンでもあるDanny Kaye(1/18/1913〜3/3/1987)の2回目。3/16付日記の続き。Thomas Jeffersonハイスクールに進学し…

Confucius(8)

子曰、益者三友、損者三友。 友直、友諒、友多聞、益矣。 友便辟、友善柔、友便佞、損矣。 孔子曰く、益者三友、損者三友。 直(なお)きを友とし、諒(まこと)を友とし、多聞を友とするは、益なり。 便辟(べんぺき)を友とし、善柔(ぜんじゅう)を友とし…

バートランド・ラッセル(7)

イギリスの生んだ数学者であり哲学者、また平和運動家でありノーベル文学賞受賞者でもあるBertrand Arthur William Russell(5/18/1872〜2/2/1970)の7回目。1893年5月、成人(21歳)に達したバーティは父の遺産2万ポンドを相続。…

バートランド・ラッセル(6)

Bertrand Arthur William Russell(5/18/1872〜2/2/1970)。2/16付日記に登場したRussell Einstein Manifestoの発案者の1人。数学者、哲学者にしてノーベル文学賞受賞者。愛称はBertie。バートランド18歳。ケンブリッジ大学トリニテ…

buff

「〜狂」「〜マニア」の意。Asahi Weeklyから。寝台特急「富士・はやぶさ」引退を伝える、3/13/2009の記事。夜の東京駅に3千人が集まったのであるから、“amass”「群がる」も誇張ではない。“At Tokyo Station,train buffs have amassed to snap pho…

恩師、Pehda先生(260)

ペーダ先生ご使用教材のJoey Adams著“The Borscht Belt”に多く登場するのは、ユダヤ系アメリカ人。歌手兼俳優でコメディアンでもあるDanny Kaye(1913年1/18〜1987年3/3)もその1人。書名の“The Borscht Belt”が、Catskill Mountainsにかつ…

Confucius(7)

春秋時代の思想家、孔子(551B.C.〜479B.C.)。その言行録、『論語』から。南沙諸島領有問題、東シナ海ガス田開発問題など、現代中国の振る舞いには、残念ながら孔子の思想のかけらも感じられない。が、元々「国」などというものはまぼろしに過ぎない…

利休邸跡

安土桃山時代の茶人。信長・秀吉に仕え、現代に続くわび茶の大成者にしてその祖。だが、秀吉の怒りに触れて死を賜う。助命嘆願に奔走する弟子の武将たちを尻目に、申し開きをせずに自刃している。1522年〜1591年。切腹を命じられるくらいであるから…

幹線道路沿いには、焼き肉食べ放題の看板が目立つ。高度成長期でも夢物語だった牛肉食べ放題。身近になったのは、1991年の自由化がきっかけだろう。食料供給の観点から見れば、納豆を食べるべきなのであろう。が、焼き肉好きにとっては、いい時代に巡り…

新聞記事の面白さ(12)

政治家の口から発せられたことばは、そのまま活字になる。新聞社でいうデスクも校閲も経由しない。ちょっと気の毒でもある。メディアの「餌食」となったのは、「未曾有(みぞう)」を「みぞゆう」と読んだ元首相だけではない。米国前大統領の話す変な英語に…

恩師、Pehda先生(259)

ペーダ先生ご使用教材のJoey Adams著“The Borscht Belt”から。ユダヤ系アメリカ人俳優でプロデューサーのTony Curtis(1925年6/3〜2010年9/29)の2回目。 Tony Curtisの本名は、Bernard Schwartz。学校をさぼり、雑貨店で万引きを繰り返す生…

堺刃物博物館

予想とは異なり、こぢんまりした2階建て。先ず、正面左側(1階南側)に入る。織機、自転車、火縄銃などの説明コーナー。見学者は、まちゃつとトフコさんの2人のみ。月曜にしても寂しすぎ。北側は土産物売り場。3千円から5千円の安物の包丁がずらりと並…

相場

株式などの相場に先物取引がある。現物の受け渡しを一定の条件の下に何ヶ月か先に実行することとして、売買の約定を結ぶ。これを使えば、確実に値下がりする銘柄で利益を上げることもできるという。即ち、今売っておいて何ヶ月か後に買い戻せば、差額を儲け…

Confucius(6)

知者不惑。仁者不憂。勇者不懼。 知者は惑わず。仁者(じんしゃ)は憂えず。勇者は懼(おそ)れず。 知者は、ものごとの道理をわきまえた人である。故に、どんな問題にぶつかっても惑うことはない。仁者には私欲がない。天の正しい道理に従って行動するから…

「ごねる」

「ぐずぐずと文句や不平を言う」の意味とばかり思っていたら、「ごねる」には「死ぬ」の意味もある。上方落語『らくだ』に接したときに初めて知る。「どぶさってけつかるのや思うたら、ごねとんのや」(寝ているのかと思ったら、死んでいるんや)がそれ。忌…

恩師、Pehda先生(258)

ペーダ先生ご使用教材のJoey Adams著“The Borscht Belt”に多く登場するのは、ユダヤ系アメリカ人。俳優でプロデューサーのTony Curtis(1925年6/3〜2010年9/29)もその1人。ラスベガスで執り行われた葬儀(現地10/4/2010)には、カ…

堺市役所展望タワー

観光案内所でリーフレットを入手。立派なものを何種類も頂く。案内所は、竹内街道を挟んで市役所の北側に位置。堺東駅から見ると西側にあり府道30号線を挟んだ筋向かいである。1階だから見つけやすい。希望によりボランティアのガイドが同行するサービス…

「星」は“star”?

地球のような「惑星」“planet”は恒星の周りを巡り、「衛星」“satellite”は惑星の周りを回っている。シャーロック・ホームズ以外の人には周知のこと。日本語では3つに共通して「星」がつくが、英語では発音も綴りも異なっている。ところで、もうすぐ震災から…

バートランド・ラッセル(5)

17歳を迎える1889年、第4回万国博覧会がパリで開催。エッフェル塔が建設された時の万博である。フランス革命の発端・バスティーユ襲撃100周年も相まって、3200万人が入場。バーティも塔に上る。バートランドをパリ万博・スイス登山に招待した…

バートランド・ラッセル(4)

Bertrand Arthur William Russell(1872年5/18〜1970年2/2)。2/16付日記に登場したRussell Einstein Manifestoの発案者の1人。数学者、哲学者にしてノーベル文学賞受賞者。愛称はBertie。2歳で母親と姉をジフテリアで失う。病弱な父が…