まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(260)

ペーダ先生ご使用教材のJoey Adams著“The Borscht Belt”に多く登場するのは、ユダヤアメリカ人。歌手兼俳優でコメディアンでもあるDanny Kaye(1913年1/18〜1987年3/3)もその1人。書名の“The Borscht Belt”が、Catskill Mountainsにかつて存在したユダヤ系の避暑地であることには一度触れた。地名の“Catskill”は悩ましい。「キャッツキル(ネコ殺し)」「キャットスキル(ネコの腕前)」の2通りに読める。正解は「キャッツキル」。“s”は“skill”の一部ではなく、複数形の“s”。ペーダ先生にちゃんと確認済みである。こんな場合、外国語学習者は現地の人に尋ねないとお手上げ。そういえば、同じ「新田原」でも福岡県にある日豊本線の駅名なら「しんでんばる」なのに、宮崎県にある航空自衛隊の基地名なら「にゅうたばる」である。まるっきり異なっている。九州風に「原」を「ばる」と読むのは共通しているが…。話を元に戻す。映画『ホワイト・クリスマス』『五つの銅貨』などに出演した、歌手ダニー・ケイの本名は、David Daniel Kaminsky。カミンスキーという名から連想されるように、両親はユダヤウクライナ移民。3人の息子の内、三男のデイヴィッドだけが米国での生まれ。歌やジョークが得意。NYブルックリンの公立小学校在学中には、早くもクラスメートを楽しませていたという。母親のクララも、ダニーのやる歌手の物まねがお気に入り。常に励ましのことばを忘れなかったという。本人は外科医師志望。だが、貧しい仕立屋では家計が許さない。続きは後日。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『震度思う(シンドオモウ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:互いに言い張って譲らない。