まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

モーターグレーダ

異様な形状に目が釘付けになった。「モーター」は「動力付き」、「グレーダ」は「地ならし機」の意味だ。亡母も名称を知らなかったのであろう。名称を尋ねると、ブルドーザーと教えられた。3歳の頃住んでいた繁根木(はねぎ)八幡宮の東側に、こいつは止ま…

「まだ、2死! ランナー3塁!」

高校野球でもプロ野球でも同様だ。打者を1人アウトにする度に、投手や野手が指を1本立てたり2本立てたりして互いにアウト数を示しあっている。声にも出しているのだろうが、そんな事しなくてもスリーアウトくらい分かっているだろうにと思っていた。20…

寿命が縮む

親がやんちゃな子どもに言う科白に“the death of me”がある。“You'll be the death of me yet.”「お前はいつか私の死因となるだろう」が直訳か。因みに、高校生諸君、助動詞とともに用いる“yet”は、「いつか」「やがて」「そのうち」の意味だよ。「お前のせ…

Hellen A. Keller

130年前の今日、身障者の教育・福祉に貢献したヘレン・ケラー(1880年6/27〜1968年6/1)がアラバマ州の大農園Ivy Greenで誕生している。生活は裕福であったと想像される。1歳7ヵ月で熱病に冒され視覚と聴覚とを失う。このため、ことばを…

恩師、Pehda先生(130)

「主にウィークデイの昼間、1時間もののドラマが放送されている。毎回同じ登場人物が出てきて、その日常生活が描かれる。家庭の主婦向けの番組だ。“soap opera”って呼ばれている。名前の由来は、石けん会社がスポンサーをしているから。三大ネットワークは…

毎日が誰かの…

「神聖家族聖堂」建築を始めたアントニオ・ガウディ、『1984』を著したジョージ・オーウェル、「ボキャブラリーが貧困」略して「ボキャ貧」で名を馳せた小渕恵三元首相、「ジュリー」こと沢田研二、4人に共通するのは「男性」以外では何? 答えは、4人…

「やってみなはれ」

サントリー経営陣が新事業のビール醸造を始めるにあたり、創業者の鳥井信次郎に相談。返ってきたことばが、今日の話題。熟慮なしに猪突猛進を勧めた訳ではない。だが、ただ考えているばかりでは、物事は前進しない。事前に充分に考えあらゆる事態を想定し、…

ル・マン

首都パリから南西へ直線で150km程進んだ所に、ル・マン市がある。自動車製造、電気機械製造が主な産業であり、人口は14万人。陸半球の中心付近に位置。標高は、最低40m最高140m、起伏の少ない土地である。毎年6月に開催される4輪自動車による2…

井上靖

『氷壁』『天平の甍』『しろばんば』『夏草冬濤』『北の海』『おろしや国酔夢譚』『風林火山』などが思い出される。1907(明治40)年5/6〜1991(平成3)年1/29。生まれは、北海道旭川。育ったのは、静岡県湯ヶ島。井上家は、湯ヶ島に代々…

恩師、Pehda先生(129)

「ある状況や行動に抗議する方法として、物品の購入、サービスの利用、催しへの参加を拒絶することを『ボイコット』というのは知っているだろう。ところで、このことばは不在地主の代官をしていた実在の人物“Captain Charles Boycott”に由来している。19世…

忠犬ハチ公

秋田犬(あきたいぬ)は、秋田県大館市原産の日本犬。大形で毛色は茶だが、顔、眉、腹、手足は白い。三角の耳、円く巻いた尾が特徴である。1931年、天然記念物に指定される。秋田犬の名を日本国中のみならず世界中に広めたのが、忠犬ハチ公である。JR渋…

白州次郎

神戸女学院のHPに依れば、次郎の祖父、白州退蔵は学院創設に大いに尽力したそうだ。現在地に移転する前には、神戸市にある退蔵の自宅が教場となったり彼の持ち家が寄宿舎として使用されたりしたとある。次郎本人の述懐に依れば、父親、白州文平はハーバード…

pronounce

高校生が“pronounce”とか“pronunciation”を見れば、直ぐさま「発音する」「発音」という意味を思い浮かべるだろう。“pro”が「前に」、“nounce”が「言う」の意味。名詞に変わる際に“o”が無くなるので、スペリングに注意が必要な語でもある。‘How do you prono…

アイスランド

4月中旬、エイヤフィヤットラヨークトル氷河にある火山噴火で一躍注目を浴びる。青地に白十字。その白十字の中に更に赤十字が描かれている国旗を持つ。首都レイキャビク。ノルウェーの首都オスロより北方に位置。北極圏が近いが、島の南側は西岸海洋性気候…

恩師、Pehda先生(128)

ペーダ先生に習ったshort stories第20弾。その前にちょっと注釈。“bred”は「育ちが〜の」の意味であり、“bread”「パン」の掛詞になっている。“dough”には「現なま」という意味の外に「パン生地」という意味がある。What is collegebred,Pop? Collegebred i…

ゴジュウク

三十路に達した後も、しばらくは27歳と称したまちゃつ。自然とシワや白髪が増えていく。実年齢とのかい離が激しくなったら、修飾語「昭和」を加えて「昭和27歳」と正直に言おうと思ってのことだった。「ニジュウク」「サンジュウク」は嫌ではなかったが…

上野英三郎

2ヵ所以上の耕地を持つ経営者が、近隣の耕地と権利を交換し合うことを交換分合と呼ぶ。交換分合を実施すると、いくつか利点が生まれる。分散した土地を併合することにより、高性能機械の導入が容易となり生産性が上がる。小さな区画が減ることにより、灌漑…

怖いことば

ティーン・エイジャーは、好意を抱く相手に「告白する」ことを「コクる」と言うらしい。「あんた、もう〜にコクったんか?」というような具合か。返事がイエスなら、「うん、コクったよ!」とでもなるのだろう。続けて読むと怖い。話が変わって、理科事典や…

三島由紀夫(2)

20歳までを追った5/1(土)付日記の続き。本名は、平岡公威(ひらおか・きみたけ)。自衛隊幹部に決起を促し、45歳で自決。歴史に「たら」は禁物。だが、せめて古稀まで存命していれば、と惜しまれる。華麗な文章をどれ程生み出したことか。山中湖畔…

恩師、Pehda先生(127)

ペーダ先生に習ったshort stories第19弾。Examiner : State the number of tons of coal shipped out of the United States in any given year. Ready-witted student : 1492 : none.試験官:どの年でも良いから、アメリカ合衆国から船積みされた石炭のト…

漏刻(ろうこく)

底に穴を開けた容器に水を入れる。時間が経つと水位が下がってゆく。容器には漏箭(ろうせん)と呼ばれる、目盛りを刻んだ矢が取り付けられている。その目盛りを読むことで時刻を知ろうとした仕掛けが、漏刻である。別の容器から漏れる水を受けて、水が貯ま…

Anne Sullivan

「目が見えない」「音が聞こえない」「話せない」ヘレン・ケラーを7歳から指導。ラドクリフ大学(ハーバード大学の女子部)に入学させるなど、三重苦の闇からヘレンを救い出し新しい世界を教えた人物。正しくは、Johanna Mansfield Sullivan Macy(ジョアン…

膝カックン

小学生の頃にはやる、遊びというかふざけっこである。まちゃつもやられたことがある。運動場での集会の時など、ボーッと立っている者が狙われる。被害者の背後から音もなく近づき、真後ろに立つ。自分の膝を相手の膝裏にぴったり合わせると、膝を曲げるので…

松下元(まつした・はじめ)

福岡県出身の海軍中将。1884(明治17)年8/10〜1953(昭和28)年12/1。1903年に海兵卒。日露戦争開戦時は「松島」乗組。日本海海戦時は「八雲」乗組。1910年海軍大学校卒。1921年海相秘書官。後に「金剛」艦長。1927年…

恩師、Pehda先生(126)

ペーダ先生に習ったshort stories第18弾。その前にちょっとだけ注釈。“M.A.”は、“Master of Arts”の略で「文学修士」。“M.L.”なら“Master of Laws”の略で「法学修士」を意味する。大学院に進学しないなら、大学卒業後に“B.A.”“Bachelor of Arts”「文学士」…

てっちり

借財を完済し、ボーナスでも貰ったか。両親に連れられDぼらやの暖簾を初めてくぐったのは小6の冬。予約してあったのだろう、通されたのは個室である。子ども達にもそれぞれてっさや湯引きが用意されている。てっちりが終わった後にはデザートも出てきたから…

stubbornness

“stubbornness”は「頑固で強情、かたくなで意地っ張りなこと。人の言うことや情勢の変化などを無視し、それまでの考えや態度を守ろうとすること」という意味。形容詞は“stubborn”。マイナスイメージの語と捉えられやすいが、「困難に出合っても、志を貫くこ…

ポーポー

黄緑色をした楕円形の実が転がっている。まちゃつは5歳。O村駐在所西側の、庭と呼ぶには狭過ぎる通路のような場所でのこと。亡母はそれらを拾うと、「ポーポーの実、これがポーポーの木」と説明した。ひょろ長い木には外にも幾つも黄緑の実がなっている。美…

刺身

初めて刺身を口にしたのは昭和32年の冬、熊本県O村でのこと。世間は不景気だったが、O村はみかん景気に沸いていた。自宅となっている駐在所から南へ300m程歩くと、バス停のある村の中心部。狭い道路の南東側に面した2階の大広間には男性ばかり20数…

恩師、Pehda先生(125)

ペーダ先生に習ったshort stories第17弾。“Mr. Jones,”began the timid-looking man,“er-ah-that is,can-er-I-will-you”“Why,yes,my boy,you may have her,”smiled the girl's father. The young man gasped. “What's that? Have whom?”he asked. “My daug…