まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(129)

「ある状況や行動に抗議する方法として、物品の購入、サービスの利用、催しへの参加を拒絶することを『ボイコット』というのは知っているだろう。ところで、このことばは不在地主の代官をしていた実在の人物“Captain Charles Boycott”に由来している。19世紀のアイルランドで小作料に対する紛争が発生した際、パブや雑貨屋も含めて周りの村人全員がボイコット大尉との関係を絶ってしまった。食料の調達に困った大尉が小作人の要求を呑むまで続いたそうだ。固有名詞が普通名詞や動詞に変化した例に挙げられるねぇ」北杜夫は、インスタントコーヒーのことを世間ではすべて「ネスカフェ」と呼んでいると思いこんでいたと自著で述べている。また、自動車の警笛「クラクション」も製造会社名の“Klaxon”に由来している。体操でも「モリスエ」「ツカハラ」「コバチ」「トカチェフ」など、固有名詞から普通名詞化している技がある。探せばもっとあるだろう。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『蛾、千万(ガセンマン)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:物質を透過する。