まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

長居公園

公園HPによると、整備計画の策定は昭和3年。88年先を見通す目利きの職員が市役所にいたということ。当時我が国最大の工業地帯を有する大阪市だけに当然か。当初案では、臨南寺公園。現在の名称に改められるのは、昭和9年。堀村(現東長居)と寺岡村(現…

芙蓉倶楽部(5)

夕食メニューの紹介。 前菜 お吸い物 季節の魚貝3種盛り 温物 季節の焼き物料理 有機野菜の生ハムサラダ ジャンボ海老フライ 特選牛の一品 飯物 香の物 デザート コーヒー 前菜の盛りつけがゴージャス。(ははァ、季節の魚貝3種も一緒に盛ったか?)は思い…

芙蓉倶楽部(4)

1泊2食付きで1万2528円(ポイント使用前の価格)。素泊まりだと、8千円。夕食と朝食に相当するのは、4528円という勘定になる。ザ・リッツ・カールトン大阪の朝食代(3995円)とさほど違わない。当初、料理に大して期待していなかった所以で…

「命の水」高騰

Nッカ余市12年 2014年8月に最安値で1本6千円だったものが、昨年6月には4万4千円に急騰。年末に少し落ちついたものの、それでも2万1千円で高止まりのまま。 Nッカ余市15年 2014年8月に最安値で1本9千円だったものが、こちらも去年6月…

生ひさきなく、まめやかに(3)

杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二十一段。 「女房勤めの経験を持つ妻を″奥方″などと呼ばせてあがめかしずいても、すでにおおかたの人が顔を見知っている以上、さして奥ゆかしいものではないが、もと典侍(ないしのすけ:内侍司の次官)など勤め…

芙蓉倶楽部(3)

夕食に用意されているのは、バイキングと和洋食(和食と創作フレンチ)の2コース。和洋食コースを選択したのは、落ちついて食事がしたいから。給仕のサービスを受けるのも悪くない。寄る年波のせいだろう。予約した19時に「和Dining・わか葉」に出向くと…

芙蓉倶楽部(2)

案内されたのは、3階にあるトリプル48平方メートル。コンクリート打ち放しの壁にこげ茶の家具を配す、簡素な内装。蒲鉾状折り上げ天井がアクセント。期待していた別府湾の眺望は、樹木が邪魔。大浴場が近く、男性シニア客の話し声が響く。恐らく3階だけ…

Xun Zi(24)

性善説を唱えた孟子に対して、性悪説を唱えた荀子のことばから。堅白同異。 堅白同異(けんぱくどうい)。 白い石がある。白いことは見れば分かるが、視覚だけに頼ると堅いことまでは分からない。手で石に触れれば堅いことは分かるが、触覚だけに頼ると白い…

芙蓉倶楽部

別府ICを出てすぐ。分かりやすい場所に30台ほどの駐車スペースがあり、半分ほどが埋まっている。大分ナンバーがほとんどで、北九州と久留米が1台ずつ。東側に下り、奥まったところにも10台ほどが止められる。こちらの方が入口に近いことは先刻承知。一…

十(とお)

TBS系列の番組「ニュースキャスター」12/12(土)放送での珍事。「刮目」コーナーで俗語「シカト(無視する)」の語源をたけしが扱った際に発生。紅葉の札に描かれた後ろ向きの鹿が、いかにも知らん顔しているように見えることに由来するとしたまでは問…

別府湾SA(2)

予約時に伝えた芙蓉倶楽部への到着予定時刻は、午後7時。遅めにしたのは、スケジュール通りに運ばなかった場合を想定してのこと。実際、台風と遭遇。幸いなことに、実害なし。4時間の早着となった所以である。大先生に買って貰ったソフトクリームを味わい…

別府湾SA

格別に眺めがよい。東側の別府湾に自然と目が向くが、西側の山々も魅力的。特に目を引くのが、大平山(815メートル)の草原。手入れの行き届いたゴルフ場にいる気分。三角形の草原を目にすると、別府に到着したのを実感する。奥に控えるひときわ高い山は…

生ひさきなく、まめやかに(2)

杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二十一段。 「『女房勤めをする女は軽薄だ』などと悪しざまに言う男こそ、認識不足をさらけ出している。もっとも、それも少しは当たっているかもしれない。主上のような高貴の方はもちろん、公卿、殿上人、四位五…

Xun Zi(23)

性善説を唱えた孟子に対して、性悪説を唱えた荀子のことばから。良農不爲水旱不耕。 良農は水旱(すいかん)の為めに耕さざるをせず。 良い農夫は、洪水だから、ひでりだからといって、耕すことをやめはしない。君子は境遇の変化があっても、そのために自分…

減量10キロ(10)

“jogging in place”「その場駆け足」を始め、そろそろ3年。日課にしていたが、最近は週2回程度の頻度に落としている。もちろん、目標を達成したから。体重が維持できれば、運動はその内に筋トレと散歩だけになるのかもしれない。屋外でのサイクリングと比…

みかん畑

別府へのドライブの続き。 北九州市と宮崎市を結ぶ東九州道320キロ。1本に繋がったように見えるのだが、南下中に椎田南ICまで来ると、高速から一旦下ろされてしまう。次の豊前ICまでは一般国道R10を経由しなければならない。未着工部分が残されている…

壇ノ浦PA(2)

別府へのドライブの続き。 パーキングエリア内に素泊まりの宿泊施設がある。「ファミリーロッジ旅籠屋」という屋号で、部屋数は14室。広さは何れも25平方メートル。利用料の左端は、レギュラーシーズン。右端がトップシーズン。3名以上の場合、別途エキ…

生ひさきなく、まめやかに

杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二十一段。 「将来の望みも目的もなく、ただ目先だけのぬるま湯につかったような幸福を本物と錯覚し、夫によりかかって暮らしている女たちを見ると、私は他人ごとならず気が滅入る。軽蔑したくなってしまう。やは…

減量10キロ(9)

2回で合計20キロの減量に成功。良かったこと。 いびきが解消。背中の痒いところに手が届く。頻発していた寒冷じんましんが起こりにくくなる。悪玉コレステロール値が低下。中性脂肪値に至っては、110もダウン。こちらも目出度く正常値への仲間入り。ド…

strainer(2)

洗面台の水が出なくなった話に戻る。 早速フリーダイヤル。90分後にサービスマン到着。20代後半の男性で、180センチ台後半の長身。背の高い人をからかう文言、 “How's the weather up there?”「上の方の天気はどうだい?」 が浮かぶが、冗談をかまし…

Xun Zi(22)

性善説を唱えた孟子に対し、性悪説を唱えた荀子のことばから。闘者、忘其身者也、 忘其親者也、忘其君者也。 闘う者は、其の身を忘るる者なり、 其の親を忘るる者なり、其の君を忘るるものなり。 闘争心を発揮することは、一身の運命、親兄弟の運命、更には…

strainer

水の出が悪くなって久しい。洗面台だけであり、台所も浄水器も風呂もトイレもスロップシンクに至るまで外は何の問題もない。チョロチョロ出るだけでも御の字と思っていたら、とうとうピタッと止まってしまった。朝シャンならぬ、昼シャン直後のこと。念のた…

壇ノ浦PA

別府へのドライブの続き。 午後1時25分、下関ICを通過。最悪4時到着の覚悟は、杞憂に終わる。余裕が生まれたせいだろう。関門橋を渡る前にたまにはその勇姿を眺めるか、となった。標高60メートルちょいの本線を下り、20メートル下の駐車場へ。尾根を…

instinct(2)

「本能」の外、“intuition”「洞察力」「直観」の意味で用いられることもある。 “Follow your instincts.”「直観に従え」 という具合。「直感」ではないから、「直知」「直覚力」と訳すのが正しいとも聞く。『広辞苑』が説明する「直観」。 「一般に、判断・…

減量10キロ(8)

空腹時の対策を用意。食前食後に食べていた二十歳代に戻ってしまえば、減量はおぼつかないからだ。我慢の限界に達したら、カロリー・脂肪が少ないものを口に放り込むことに決める。候補の筆頭は、羅臼産昆布。デパ地下で見かけると、つい買いたくなってしま…

instinct

「本能」が第一義。“act on instinct”「本能のままに行動する」のように使われる。思い浮かぶのは、「やっちゃえ、N産!」で知られる自動車会社のCM。 「2種類の人間がいる。やりたいことやっちゃう人とやらない人。(略)でもね、これだけは言える。やりた…

わたりは

杉本苑子氏による現代語で味わう『枕草子』十八段。 「渡しは、三河のしかすがの渡し。越中のみずはしの渡し」 「しかすが」は愛知県の豊川河口のこと。現在と異なり、千年前は川幅が広い。当然、橋もトンネルもない。いくつも形成された中州伝いに小舟で渡…

山口宇部道路

片側二車線の自動車専用道。なだらかな山麓を切り通しや橋で抜けるため、ほぼ直線構造。制限速度80キロも手伝い、車窓の緑が心地よい。昼食タイムだからか、交通量は少なめ。快調に進む。2012年に無料化。有料道路だった頃の名残だろう。1キロ毎に非…

Xun Zi(21)

性善説を唱えた孟子に対し、性悪説を唱えた荀子のことばから。居必擇郷、 遊必就士。 居るには必ず郷(きょう)を択(えら)び、 遊ぶには必ず士に就(つ)く。 君子は、その居所には必ず良い環境をえらび、 交遊には学徳ある人をえらぶ。 人は環境と交遊関…

ガキの使い

「紅白」の裏で視聴率を稼ぐ番組の話ではない。『広辞苑』には「要領を得ず役に立たない使い」とある。もちろん、俗語を掲載するまでに長時間を要することで知られる出版社のこと。「子どもの使い」で調べ直さないと、正しい意味にはたどり着けない。改訂に…