洗面台の水が出なくなった話に戻る。
早速フリーダイヤル。90分後にサービスマン到着。20代後半の男性で、180センチ台後半の長身。背の高い人をからかう文言、
“How's the weather up there?”「上の方の天気はどうだい?」
が浮かぶが、冗談をかましている場合ではない。真面目に
「ストレーナーに問題があるのと違うかなァ」
口に出したものの、用語は聞きかじった程度。どこに入っているのかも知らない。止水栓辺りにでも取り付けてあるか、と勝手に想像しているレベル。
「いや、ホースの可能性もあります」
と専門家らしい応答。先ず洗面台下の止水栓をチェック。
次に、伸縮ハンドシャワーノズルを手に取り、ヘッドを回し始める。
「そんなところ、取り外せるんやッ!」
驚いていると、中から出てきたのは、網状の金属製部品。小指の先ほどの大きさしかない。“strainer”「濾過器」「茶こし」の初お目見え。表面に白っぽい砂状のものがびっしり。水道管交換工事の際に紛れ込んだか。これでは水が流れるはずがない。ブラシで除去して作業完了。もちろん、無料(^o^)。ビギナーズ・ラックか、問題箇所が偶然当たった格好。蛇口に「ストレーナー」が潜り込むようになったのは、いつ頃からか。パッキンを交換するためにバラした半世紀前の蛇口には、見かけなかった部品である。
頭痛持ち
代わりに大腸ガン逃れ
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『晋作、要看護(シンサクヨウカンゴ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:遼東半島。