まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

小郡道路

別府へのドライブの続き。 70キロ制限の1車線。信号なし故、下のR2とは雲泥の差。スイスイ進む。右手に目立つ小山。二等辺三角形で、標高は100メートルほど。大きめの頂角が、山体をなだらかに見せる。プラスアルファで進む内に前を行く2台に追いつ…

経は

杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二百九段。 「経典でありがたいのは、まず第一に法華経だろう。それと普賢十願経(ふげんじゅうがんきょう)、千手観音経(せんじゅかんのんきょう)、随求経(ずいぐきょう)、金剛般若経(こんごうはんにゃきょ…

company(4)

“Two's company,three's crowd.” 「2人は仲間だが、3人だと群衆だ」 「3人だと上手くいかない」という意味。論理に飛躍があるようだが、使われるのは主に「恋人同士は2人だけにしていた方がよい」という文脈でのこと。3人目は“third wheel”「お邪魔虫」…

company(3)

「中隊」の話の続き。階層構造の典型army。主任、係長、課長、次長、部長、取締役、社長、会長と上がっていく企業のヒエラルヒーに似る。が、真似たのは、恐らく企業の方だろう。先史時代はともかく、有史以来戦争ばかりやっているのが人類だから。 squad le…

山口南IC

別府へのドライブの続き。 馴染みのIC。車でヒムカを往復する際、最近は山口で一泊するのが当たり前になっているから。が、別府まで直行する今回は通過予定。中国道へ向かうつもりでいたら、ナビは山陽道を出てR2小郡道路に入るルートを表示。嘉川ICから山…

Xun Zi(20)

性善説を唱えた孟子に対し、性悪説を唱えた荀子のことばから。以善先人者、謂之教。 善を以て人に先立つ者、之れを教(きょう)と謂う。 行ないが良く、人に先立って模範を示すのが、教育というものである。 テロ受けて 視野からクリミア 姿消し それでは、…

減量10キロ(6)

単調な動作を繰り返す“jogging in place”。退屈しのぎに東西を行き来する旅客機を見ながらのこともある。西の空に現れる飛行機雲が、真南に達するまで約10分。時速750キロと仮定すれば、125キロを飛行する計算。姿を現し始める地点は、岡山県備前市…

寺は

杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二百八段。 「お寺で名高いのは、大和(奈良県)の壺坂寺(つぼさかでら)。山城(京都府)相楽郡の笠置寺。同じく山城の葛野郡にある法輪寺―。洛中東山の霊山正法寺(りょうぜんしょうぼうじ)は、釈尊が説法な…

佐波川SA(4)

別府へのドライブの続き。 佐波川SA(下り線)が造られるはずだった本線左側には、台ヶ原集落と複数のため池が存在する。農業用水源の方が道路より大切。SAを山の中腹に蹴飛ばしたのだろう、と当初は予想。が、どうやら外れ。知らなかったが、「台ヶ原」は著…

佐波川SA(3)

別府へのドライブの続き。 手当たり次第に掘り続けたか、と感じるほど山陽道はトンネルが多い。が、実際のところは違うようだ。迂回が可能なら、「道路屋」は遠回りを厭わない。佐波川SAを麓に抱く楞厳寺(りょうごんじ)山(369.9メートル)も例に漏れ…

減量10キロ(5)

今なら30分でも1時間でも続けられる“jogging in place”「その場駆け足」。最初からこんなに長くできた訳ではない。初日はたった1歩上げるだけでだるい。寒風吹きすさぶ中ということもあり、僅か100歩でリビングに戻る。が、2日目は300歩。3日目…

company(2)

国内自動車メーカーの英語表記にも“company”が「会社」の意味で使われている。 “Nissan Motor Co.,Ltd.” “Honda Motor Co.,Ltd.” という具合。“Co.”が“company”の略。“Ltd.”は“limited”「有限責任の」「株式会社の」の意。ただし、最大手のトヨタは “Toyota …

company

「共にパンを食べる人」に由来。複数の意味を持つ語だが、真っ先に覚えるべきは「仲間」だろう。日本語にも「同じ釜の飯を食う」という表現がある。「仲間」と「食事」との密接な関係は地球の裏側にあっても共通、ということか。 ところで、“company”を用い…

Xun Zi(19)

性善説を唱えた孟子に対し、性悪説を唱えた荀子のことばから。行無隱而不形。 行ないは、隠れて形(あら)われざることなし。 隠れてやっても、人に知られないで済むことはない。いつかは必ず露見するものだ。 B耳に 「既得権打破」 心地よき それでは、本日…

佐波川SA(2)

別府へのドライブの続き。 給油のために短時間の停車。佐波川に立ち寄るのは2度目。最初は2008年夏、ヒムカに向かう途上でのこと。ハイオクのリッター198円に度肝を抜かれるが、仕方なく満タンにしたことを思い出す。高速では外に選択の余地はない。…

月のいと明かき夜

杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二百八段。 「月光が明るく降りそそぐ夜、牛車に乗ったまま川を渡ると、牛の歩みにつれてまるで水晶でも砕いたように、川の水が散り乱れて燦く」 見慣れた風景なのに、美しさに思わず感動することがある。夕焼け…

新聞記事の面白さ(26)

本年11/10付のY売朝刊一面『編集手帳』から。例によって、おかしなところを見つけて欲しい。いまでいう植物学者、江戸時代の高名な本草学者に小野蘭山がいる。その人の逸話を随筆家の鶴ヶ谷真一さんが『書を読んで羊を失う』(白水社)に書き留めている…

減量10キロ(4)

“jogging in place”「その場駆け足」の話に戻る。 バルコニーで始めた当初は、靴を履いていない。足音を階下に響かせないためだ。もっとも、靴下だけは着用。お陰で親指の付け根に次々と穴が空くことになる。二ヶ月ほどして足下の防水樹脂が本来の薄い葡萄色…

佐波川SA

別府へのドライブの続き。 100キロ区間をプラスアルファーで快調に流す。ノイズキャンセラの効果でエンジン音はほとんど感じられない。静かでスムーズなのは、REGNOのお陰でもある。自然吸気3.5リッターで300馬力ともなると、高速でもノンストレス…

lip(2)

「静かに」“Quiet.” 「お喋りをすぐに止めて」“Stop talking immediately.” と言いたい場合でも、現場が幼稚園なら「お口チャック!」の方がピッタリだろう。英語にも似た発想の表現があり、「口答え」「出すぎたことば」の意味の“lip”が使える。 “Zip your …

減量10キロ(3)

三区ヶ丘アスレチック・スペース。スポーツ・ジムっぽい名だが、実は自宅の一部。逆梁に囲まれた、長さ15メートルほどの引き回しバルコニーの別名。目の前の建物が阿倍野区に位置するのに、その南側は住吉区。更にその向こうに東住吉区を望むのが命名の由…

Xun Zi(18)

性善説を唱えた孟子に対し、性悪説を唱えた荀子のことばから。新浴者振其衣、 新沐者弾其冠。 人之情也。 新たに浴する者は其の衣を振るい、 新たに沐(もく)する者は其の冠を弾く。 人の情なり。 湯浴みして体がきれいになると、身に着ける衣類のほこりを…

lip

上下何れか片方の意だから、「唇」という意味では“lips”と複数形になるのが普通。“lipstick”「棒口紅」や“lip service”「口先だけのいい返事」に出てくる“lip”には、「口答え」という意味もある。たいていは所有格を伴い、単数形で用いられる。 “None of you…

五日の菖蒲の

杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二百六段。 「五月五日の節供の日、軒先に挿して邪気を払った菖蒲が、秋を越し、冬を過ぎるまで放置されて、白っぽくカラカラに枯れ果て、見るかげもなくなってしまったのを、なにげなく引き抜いて折ってみたとこ…

奥屋PA

別府へのドライブの続き。 昼食のため、2度目の停車。トリップ・メーターは320キロを表示。T王寺のTea Timeにはまだ1時間もあるが、腹の虫が目を覚ましている。無理もない。朝5時に食べたのは、桃だけである。口に入れると、あっという間に溶けてしま…

瀬戸PA

別府へのドライブの続き。 吉井川を渡ったところでKBを止める。170キロを走行。ドアを開けると同時に、むっとした空気に包まれる。湿度が高いのは、台風の影響か。歯磨きと洗顔でリフレッシュ。西にある東屋に向かって草地をぶらぶら。公園の少ない大阪市…

減量10キロ(2)

目の前にジムがあり、会費も手頃。通ってみて気に入らなければ、近くのトレーニングセンターやMズノウエルネスに変える手もある。どれも歩いて5分もかからない場所にあるというのに、出かけようとは思わないから不思議。ここ9年ほど風邪とは縁がない。のこ…

減量10キロ

83キロあった体重が、今は63キロ。ぜい肉落としに成功。大学入学直後の値に思わず(^o^)。ジョッギングが億劫ではなくなり、体のキレも良くなった。体重を落とそうと決意したのは、40歳になった頃と60歳を迎えた頃の二度。どちらも自己流食餌療法で1…

五月ばかり山里にありく

杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二百四段。 「五月晴れの季節に、山里などへ出かけるのはたいへん気持ちがよい。一面まっ青に見える沢の水…。草の生い茂る土手道をどこまでも進んでゆくと、澄み透ったきれいな小川の水が、同じ方向にさらさらと…

宝塚東トンネル

午前6時15分、池田から中国道に上がると、予想以上の混雑。3時間睡眠の早起きで臨んだが、見通しの甘さを露呈。交通のネック故、すいすい走れる時間帯など元々少ないのだろう。諦めの境地に至る。万事が思惑通りに運べば、世の中苦労は要らない。大型貨…