杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二百六段。 「五月五日の節供の日、軒先に挿して邪気を払った菖蒲が、秋を越し、冬を過ぎるまで放置されて、白っぽくカラカラに枯れ果て、見るかげもなくなってしまったのを、なにげなく引き抜いて折ってみたとこ…
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