まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

レジ袋

ポリエチレン製。買い物をすれば店側がサービスでくれる、あの袋。食品の重さに耐え、帰宅するまで破れずに持ちこたえたものは、同類の中に保存される。自転車のサドルに被せたりはしないが、外出する際のバッグとして再利用する。現役ではないから、世間体…

伊勢路ドライブ(2)

鳥羽国とアクヴィの予約が完了すると、訪問先を7ヵ所に限定。神島もイルカ島もカット。英虞湾クルーズも見送り。パルケなどもっての外。暑い盛りに無理は禁物。ゆとりあるスケジュールを心がける。それでも1日目の強行軍に顎を出す結果となるのだが…。8月…

『恋に落ちたコロンボ』(5)

本作品には、懐かしい日本車が登場する。被害者宅のマンション地下駐車場では、画面左側にフェアレディ280Zが見える。ヘアサロンUMBERTOを後にする場面。駐車場の手前左にセルシオ、右にACURAレジェンド。KA6か。Hンダが5年連続で全米顧客満足度No.1を…

校友会(2)

Y中たこ焼き君にエールを送るファンタジーの19回目。 運動部の中で最大「兵力」を誇るのはラグビー部で、150名超の大所帯。たこ焼き君の所属部でもある。2番目は陸上部で百名ちょっと。部員数が3桁に達するのは、ラグビーと陸上のみ。3位以下は、ア…

Laozi(26)

儒教とは正反対の立場を取る道家の始祖、老子のことばから。天地不仁。 以萬物爲芻狗。 天地は不仁なり。 万物を以て芻狗(すうく)と為す。 「芻狗」は、「芻」(草)で作った犬であり、時代が下ると埴輪がこれに代わったという。祭儀に際し神棚に飾られる…

『恋に落ちたコロンボ』(4)

まちゃつは生来、食品に関する下手物趣味は持ち合わせていない。が、ピーナツバターに干しぶどうをたっぷり振って、更にジャムを塗ったらどんな味になるか。試してみることにした。Pehda先生に教えていただいた、牛乳ウィスキー、マヨネーズご飯、ピーナツバ…

『恋に落ちたコロンボ』(3)

現場検証で訪れた被害者宅の台所では、食べ物をあさる。仕事柄、食事抜きの状況に陥ることも度々。手にしているピーナツバター塗りの食パンは、いかにもパサパサ。一旦顔を出した食欲も引っ込みそうな代物。「C芳醇」とか「もちふ○」レベルではないことが一…

「職業としての政治屋と役人」

勝海舟の『氷川清話』から。 「…ご一新の際には、武士がみな家禄を持っていたから、遊んでいても十分食えたのだ。もっとも脱藩の浪士などの間には、不平家も少しはあったが、たいていな人はいわゆる恒(つね)の産(さん)があったから、そんなに騒がなくて…

鳥羽国とアクヴィ

Jらんに当たると、老舗の鳥羽国際ホテルが早割で謝恩セールを実施している。夕食と朝食付きのトリプルが4万4100円。朝夕共に和食とフレンチの選択が可能。価格から想像される通り、スイートの並ぶオーシャンビューではない。ツイン用のハーバービューだ…

『恋に落ちたコロンボ』(2)

被害者は、Armando Pucci(アルマンド・プッチ)演じる女たらしのギャンブラー。お盛ん故、本人もそれと気付かぬまま犯人の実の娘Claudia Christian(クラウディア・クリスチャン)とも付き合っている。イケメンだが、暴力的性癖の持ち主という役柄。娘の首…

校友会

Y中たこ焼き君にエールを送るファンタジーの18回目。 小原台には独特の言い回しが存在する。「ヨコチュウ」くらいなら、京急「横須賀中央駅」の略だろうと察しがつく。が、多義語の「プレス」になるとお手上げ。マスゴミや印刷機、強圧成型や重量挙げなど…

伊勢路ドライブ

すんなり「まわりゃんせ」に決まらなかった理由は、訪問時期と関係する。お盆を外しウィークデイとはしたものの、出かけるのは夏休み期間中。人出の多さ以上に問題となるのが、日中の暑さ。手回り品の預け先が確保できればよいが、そうそう都合よく運ばない…

「まわりゃんせ」

思いつくままに候補地をリストアップ。本居宣長記念館(400円)、外宮、内宮、御木本真珠島(1500円)、鳥羽水族館(2400円)、イルカ島(1700円)、神島(1420円)、パルケエスパーニャ(パスポート4800円)、大王崎灯台(200円…

Laozi(25)

儒教とは正反対の立場を貫く道家の始祖、老子のことばから。挫其鋭、解其紛。 和其光、同其塵。 其の鋭を挫(くじ)き、其の紛を解く。 其の光を和し、其の塵に同ず。 人は才知の鋭さ並びに思考や現象の複雑さを喜ぶ。が、カミソリの刃のような鋭さはなるべ…

『恋に落ちたコロンボ』

1993年制作。『刑事コロンボ』の62作目。雑な編集が玉に瑕。当時の日本は、バブル崩壊後の信用収縮期。金融機関による「貸し渋り」「貸し剥がし」が横行した。コロンボ役のPeter Falkは、この作品で脚本と制作総指揮にも携わっている。飲食物に対する…

高級ホテル

「なんでそんげにたけェホテルに泊まったとね?『C芳醇』『もちふ○』の4割引に飛びつく身分にゃ不相応じゃろ?」という声が聞こえてきそうだ。話は昨年の6月下旬に遡る。きっかけは「伊勢へ七度熊野へ三度」という慣用句。「伊勢参り熊野参りは、幾度して…

ライブカメラ

最高気温37度の中を一日中うろうろ。へろへろで宿に到着。先ず喉の渇きをいやし、落ち着いてからテレビをイヌHKに合わせる。東面のハイサッシ窓に近づき見下ろすと、木々の間から波打ち際が覗く。すぐ側に突き出ているのは、クルーザーで到着する客用の桟…

Shylock(2)

消費者金融ア○ムの大株主はM菱東京。同じくプ○ミスはM井住友の子会社。日本を代表するメガバンクは、いずれも高利貸しがお気に入り。優良企業ほど融資を望まない当今、高金利で回転させるためなら多少のリスクは厭わずということか。「偽装質屋」ほどではな…

Shylock

『ヴェニスの商人』に登場する高利貸し。シェークスピアの没後400年(2016年)が近づいているが、あくどい商売はなくならない。「子孫」は繁栄を続け、TVCMをバンバン流すまでに成長。年利4.7%〜18%を謳うが、新規契約者のほとんどは18%に…

トマス・アクィナス

イタリアの哲学者、神学者、ドミニコ会修道士(1225〜1274)。文永の役の頃に亡くなっている。肖像画を見ると、修道士特有のトンスーラ(鉢巻きをしたような形に頭髪を残す髪形。頭頂部及び側頭部から後頭部にかけては剃られている)姿。スコラ哲学…

『高津の富』(3)

「鳥取の大富豪」のほら話が極端。金を減らすのに難儀している、などと吹く。夜盗18人の襲撃を受けたのは、先日のこと。おとなしく千両箱を渡したため、番頭以下店の衆はみんな無事。東の空が白み始めた頃、どれほど減ったか蔵を確認すると「アカンもんや…

Laozi(24)

儒教とは正反対の立場を貫く道家の始祖、老子のことばから。六親不和、有孝慈。 六親和せずして孝慈あり。 夫婦、親子、兄弟の六親の間に不和が生じてくると、初めて孝行とか慈愛とかが取りざたされる。孝行や慈愛が取りざたされる時は、六親が和合していな…

『高津の富』(2)

天保年間以前のこと。大川町の宿屋に田舎臭い格好をした熟年男性が現れる。所持金は一分だけ。しばらく逗留し飲み食いしたら、とんずらを決め込む腹積もりのけしからんシニアである。「鳥取の大富豪」と自称。2万両の取引のため来阪などと、ほらを吹きまく…

東西南北(4)

ヨーロッパの東西南北にまつわる話の最終回は「北航路」。中世のバイキングは、主に「東」「西」「北」3つの通商航路を利用していたらしい。バルト海を東方向に航海する「東航路」。2つ目は北海を西進する「西航路」。3つ目がスカンジナビア半島沿いに北…

東西南北(3)

話の都合で「西の国」が3番目となった。世界で7番目に大きな本州島。余程のことがない限り住民は、普段「島」にいることをあまり意識しない。22万平方キロに及ぶその広さもさることながら、変化に富む地形や人口の多さも影響しているか。海を眺めずに過…

対番制度

Y中たこ焼き君にエールを送るファンタジーの17回目。 小原台に着校した1年生は、当初右も左も分からない。そんな新米が独り立ちできるよう、一人ひとりに言うなれば「家庭教師」が付く。たいていは2年生で、場合により3年生のこともある。ドロップアウ…

Laozi(23)

儒教とは正反対の立場を貫く道家の始祖、老子のことばから。勝人者有力。 自勝者強。 人に勝つ者は力あり。 自ら勝つ者は強し。 人に勝つ者は、その者より強いという程度に過ぎない。自分の欲望に打ち勝つ者こそが、最も強い者である。 「山中の賊を破るは易…

『高津の富』

上方落語の演目の1つ。高津神社の富くじを題材にしている。富くじというのは、宝くじのこと。幕府により、たびたび禁止されている。寛永年間頃から寺社の修復費捻出の名目で公認されると、天保の改革で禁止されるまで約200年に渡り流行する。明治新政府…

東西南北(2)

昨日の「東の王国」に続いて、本日は「南の国」。(まちゃつ、東の次は普通西やでッ。東、南と続けば、何か麻雀みたいやなァ)ヨーロッパには、インド洋南方に大陸が存在するという伝説があったらしい。地理上の発見以前のこと。Terra Australis Incognita(…

東西南北

「東の王国」を語源とする国がある。日本ではなく、ヨーロッパに位置するAustriaの話。フランク王国のカール大帝(742〜814)が“Ostmark”「オストマルク」(バイエルン東部辺境区)を設置したのが始まり。元々ゲルマン語の地名であったが、子孫はラテ…