現場検証で訪れた被害者宅の台所では、食べ物をあさる。仕事柄、食事抜きの状況に陥ることも度々。手にしているピーナツバター塗りの食パンは、いかにもパサパサ。一旦顔を出した食欲も引っ込みそうな代物。「C芳醇」とか「もちふ○」レベルではないことが一目瞭然。自宅にいるが如く平然と冷蔵庫を開くコロンボに「何か捜し物ですか？」と部下の刑事。レーズンを載せ、更に重ね塗るジャムを探している、というのが返答。クリーニング、薬局、車の修理代、家賃、ゴルフ場、電気料、クレジットカードなど、被害者の生活状況を報告中なのに、上司は上の空。部下は、やれやれと呆れ果てた表情になる。が、ちゃんと聞いている証拠にコロンボは、電話の使用状況を示す請求書の欠落を指摘する。やはり敏腕。サンドイッチを管理人（ビル・メイシー）にも勧めるが、「私なら天地がひっくり返ってもお断り」と返されれてしまう。午前中に姿を見せる家政婦だけには好評。“Not so bad.”「いけるわね」のお墨付きを貰う。アイスクリーム自体が恐ろしく甘いのに、更にチョコレートとメイプルシロップを重ねて食べる北米人も多い。物は違うが、思考パターンが似ている。
オレ「殿」の
半分だけど
聴取受け
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『官吏のくせにおとん達串木野よ（カンリノクセニオトンタチクシキノヨ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：親密な他人は頼りになる。
