2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧
繁根木(はねぎ)八幡宮のそばに住んでいた3歳の頃、母からバス通りにあるパン屋さんまでお使いを頼まれた。家から南へ真っ直ぐ歩いて100メートル。左折し50メートル。往復300メートルの日帰り「出張」である。ルートが単純だし距離も短いので容易…
旧海軍兵学校の「国有無番地」ほどユニークではないが、ここの住所もかなり短い。京都市西京区の後に続くのは「京都大学桂」のみ。番地が無い。競っている訳ではなかろうが、文字数も海兵と同じ5文字。R9沿い「桂イノベーションパーク」の標識を北上する…
8/12夕暮れ。スイフト・タットル彗星のダストトレイルと地球の軌道が交差する日である。月明かりもなく絶好の流星観測日和だが、大阪の空にはあいにく薄雲が広がっている。天体ショー開催は無理かと思っていたら、午後8時頃雲の切れ間から数個の星が見…
10/26(火)付日記(湯泉地温泉)の続き。奈良県に2ヵ所しかない「日本秘湯を守る会」推薦の宿の2軒目。湯泉地温泉からR168を更に南下。十津川温泉郷に入る。十津川村は、南北・東西両方向とも30キロメートルに及ぶ日本一大きな村。672平方…
英語版「狂歌」、滑稽な5行詩“limerick”第11弾。1,2,5行目及び3,4行目に脚韻。There was a faith-healer of Deal, Who said,“Although pain isn't real, If I sit on a pin And it punctures my skin, I dislike what I fancy I feel.”ディールの…
和歌山県との境、奈良県南端に湯泉地(とうせんじ)という温泉がある。R168を五條から天辻峠に入る。谷瀬の吊り橋がある上野地を南下、風屋ダムを横目に見て小井トンネルを抜けると到着。こう書くと、すんなり行けそうである。が、五新国道(R168)…
小学生の頃、表現の重複を戒める例文を習った。「いにしえの昔の武士の侍が、山の中の山中で馬から落ちて落馬して女の婦人に笑われた。赤い顔して赤面し家に帰って帰宅して、自分の妻の細君に遺書を書いて書き置きし、仏の前の仏前で小さな刀の短刀で腹を切…
九州では、「原」を「はら」ではなく「はる」と読む傾向がある。福岡県筑紫野市には原田(はるだ)という地名がある。また、航空自衛隊基地のある宮崎県新田原は「Newたばる」ならぬ「にゅうたばる」。日本語の中に英語が紛れ込んでいる錯覚に陥る。本日話題…
“solace”は「(悲しみなどに対する)慰め、慰めとなるもの」。米国人愛犬家1000人への調査から驚くべき(当然の?)事実が明らかになった。Reuters(ロイター:ロンドンにある通信社)の記事から。 “Many Americans turn to their four-legged friends f…
最新型の乗り物には、青色の照明が使用されている。乗客の気持ちを落ち着かせる効果があるらしい。旅客機の洗面や乗用車の間接照明で見かける。話は変わって、39年前の授業から。「“blue”から何を連想する? 空や海の青さだよね。それなら、我々も同じ。で…
高1の頃、太宰治の『富岳百景』が教科書に掲載されていた。作品中に太宰の先生として登場するのが、本日話題の人物。一節を引用する。「井伏氏は、濃い霧の底、岩に腰をおろし、ゆっくり煙草を吸いながら、放屁なされた」いやしくも文学作品に「気体」が出…
インドのヴァルナ制度ではないが、大学の先生にも階層がある。まちゃつが通っていた頃なら、教授、準教授(当時は助教授)、助手、専任講師、非常勤講師などだ。教授を頂点にピラミッド型の人員配置であり、非常勤講師(part-time instructors)の数が一番多…
商品売買で数量・品質などに違約があると、売り手に損害賠償を請求することができる。普通、「クレームをつける」の形で使う。販売会社にクレームをつけたら、無償で修理してくれたなどと言っている。小麦粉に牛乳や卵を混ぜ、鉄板で薄く焼いてジャムなどを…
わが家の側にあるJR阪和線。走行音が最も騒がしいのは、快速運転する103系だ。念のため、列車に興味のない方のために説明を入れる。103系というのは、各駅停車に使用されることの多い水色ボディーの車両である。環状線では、柿色に塗色を施されている…
ペーダ先生から習ったshort stories第26弾。One man who began his professional career as a dentist later became an internationally renowned brain surgeon. How did he ever make so radical change? His drill slipped!歯科医として専門職の道を歩…
高知県の郷土料理。大きめの皿に刺身、たたき、サバの姿寿司などを盛りつけたもの。江戸時代には既に存在。日常食ではなく、祝い事の際の行事食だったらしい。30年程前、高知D一ホテルに宿泊。もちろん安い部屋を予約したが、当地では格式のある高級ホテル…
Aは熱帯、Bは乾燥帯、Cは温帯、Dは冷帯、Eは寒帯を表す。例えば、Cfa(温暖湿潤気候)やCfb(西岸海洋性気候)に出てくるfは年中湿潤の意味。aは最暖月の月平均気温が22℃以上になることを表し、bは最暖月の月平均気温が10℃以上22℃未満であり、同時に1…
谷町線が完成する以前のこと。ほぼ同じコースの地上には南海平野線があり、平野駅からは恵美須町行きと天王寺駅前行きの2種類の電車が運行されている。もちろん、単両での運行である。速度が上がるのは、駅間距離の長い西平野・中野間。ヨーイングを繰り返…
206年前の10/13(旧暦)、麻酔薬「通仙散」を発明し世界で初めて全身麻酔による乳癌手術に成功した外科医である。「通仙散」は、チョウセンアサガオ、トリカブトを主成分とする6種類の薬草から作られたらしい。青洲は紀州(現紀の川市西野山)出身…
英語版「狂歌」、滑稽な5行詩“limerick”第10弾。1,2,5行目及び3,4行目に脚韻。There was an old man with a beard Who said,“It is just as I feared! Two Owls and a Hen Four Larks and a Wren, Have all built their nests in my beard.”あご…
雪舟の旧居跡が山口市天花七尾山(てんげななおやま)南麓にある。明治に復元されたものであるが、古い社寺の材木を使用。茅葺き屋根には風情がある。調査により雪舟の時代の遺物が発見されており、室町時代の遺構が埋もれているのは確実らしい。JR山口駅か…
“tetrapod”と言えば、海岸でよく見かけるコンクリート製4脚波消しブロック。“tetra-”は「4」、語源はギリシア語である。“paddle”と言えば、カヌー用幅広の櫂。“pedestrian”と言えば、(車に乗っている人に対して)歩行者を指す。“centipede”は、ムカデであ…
年末の慌ただしい頃ではなく、真夏の蒸し暑い日にすることにしている。高さ2.5mの窓ガラスにホースで水をかけながら1年の埃を落とす。多少濡れたって平気。いや、水に濡れた方が気持ちよい。サッシのレール部分にもたっぷり水をかけ新品同様になるまで溝…
試飲室は、ゆったりしたスペース。4人使用のテーブルが並んでいて、一度に100名は十分に収容できそうである。入口といっても仕切りはないが、その左手にSドライとK生のサーバーがいくつか見える。窓外に目をやると、無色透明のアクリル板越しに広々とし…
『“gentle”「(意識的に)人を傷つけないよう優しい」“kind”「(性格が)優しい」“tender”「(愛情のこもった)優しさがある」“kindhearted”「心優しい」“tender-hearted”「情にもろい、同情心のある」などは、男性に対してもほめ言葉であり得る。だが、例え…
デフレに喘ぐ現代日本からは想像もつかないが、消費者物価指数が1年間に23%上昇したことがある。1974年のこと。物価も上がり過ぎると暮らしは塗炭の苦しみ。貨幣価値がどんどん目減りしていくのに、給料が上がるまでのタイムラグが発生するからであ…
所用でN吉六反まで市バスを利用した時のこと。運転席の真後ろに座る。季節は冬、時刻は午後6時前。日はとっぷりと暮れている。D戸バスターミナルで乗り換えた支線バスは、中央環状線に差しかかる。その上には近畿自動車道が被さっている。道路は通勤時間帯…
高校生諸君、「命令文は、動詞の原形で始まる。それでお仕舞い」なんて思っていない?もしそうなら、命令文に関しては、中1レベルで成長が止まったままかもね。中1で学習した“want”を現在形で使用すると命令文にもなる。例えば、年上が年下に向かって“You …
現在の住まいに越してきて満8年。障子紙が破けてしまう。誤って穴を開けたのではない。経年劣化故か、桟に沿って縦にも横にも切れ目が入っている。1ヵ所だけだが、長方形の和紙がダラリと舌を出している。見苦しい。アイロン張りを近くのスーパーで求め、…
Asahi Weeklyを読んでいたら、ペーダ先生の授業で習った単語“lucrative”に出合った。「天下り」を説明するもので“retiring high-ranking government officials taking a‘ lucrative’ job in a private or semi-private corporation”「高い地位にある役人が、…