まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

神湯荘

10/26(火)付日記(湯泉地温泉)の続き。奈良県に2ヵ所しかない「日本秘湯を守る会」推薦の宿の2軒目。湯泉地温泉からR168を更に南下。十津川温泉郷に入る。十津川村は、南北・東西両方向とも30キロメートルに及ぶ日本一大きな村。672平方キロメートルだから、大阪市の面積のざっと3倍強。それがすべて山地である。田畑の少なさから、江戸時代の終わりまでは免租地となっていたらしい。生活関連の社会資本の維持は大変であろう。人口は約4000人。右折しR425へ入ると直ぐに左折。県道735を上湯川に沿い3キロメートル程遡ると到着。四半世紀前とは違い、建家は本館と別館の2棟になっている。源泉は、「美肌の湯」と呼ばれる82℃の炭酸水素塩泉。当然、源泉掛け流し。静かである。聞こえるものと言えば、風にそよぐ葉擦れ、虫の音、鳥の声。珍しい物では、途中に人力ロープウェー「野猿」がある。橋の無かった頃、村人が川を渡るのに使用。川の上に張ったワイヤーに「やかた」と呼ばれる屋根付きの小さな箱が吊り下げられている。利用者は箱の中に入り、自力で引き綱をたぐり寄せて対岸まで進んでいく乗り物である。非力な人には不向き。雨風でなくても、ちょっとしたスリルを味わえるよ。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『行進の名前か(コウシンノナマエカ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:大阪市最初の公園。