まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

owe

「借りている」「お陰をこうむる」の意。学生時代には、同音の「負う」と記憶していた。 “I owe you my life.”「あなたは命の恩人だ」 無理に願いを聞いて貰った場合には、 “I owe you one.”「借りができたな」 主語と目的語が入れ替わり、 “You owe me one.…

Zhuangzi(45)

老子とともに道家の始祖とされる、荘子のことばから。臧與穀、 二人相與牧羊、 而倶亡其羊。 於亡羊均也。 臧(ぞう)と穀(こく)と、二人相(あい)与(とも)に羊を牧(やしな)い、 而(しこう)して倶(とも)に其の羊を亡(うしな)う。 羊を亡うに於…

府民の森むろいけ園地(4)

中堤で「ネイチャートレイル」を離れ、むろいけ北側の「ファミリートレイル」を進む。すれ違いに充分な幅があるから、こちらは子連れでも大丈夫。ハグロケバエのうるささは相変わらず。足音に気づいたか、大きな錦鯉が1尾ゆっくりと近寄ってくる。エサを貰…

にくきもの(2)

「硯に髪の入りてすられたる。また墨の中に石こもりて、きしきしときしみたる。我にわづらふ人のあるに、驗者もとむるに、例ある所にはあらで、外にある、尋ねありくほどに、待遠にひさしきを、辛うじて待ちつけて、悦びながら加持せさするに、このごろ物怪…

府民の森むろいけ園地(3)

最初に向かったのは、湿生花園。この段階で「ネイチャートレイル」に入り込んでしまっているのだが、気づくのは帰宅後のこと。「ファミリートレイル」だと思い込んでいる二人。靴音をゴトゴト響かせ、ボードウォークをルンルン気分で移動。ミズバショウ(4…

府民の森むろいけ園地(2)

大学生30名ほどの乗ったバスが駐車場に到着。ボディにあるのは、麓の某私立大学名。今年に入って傘下の高校が6億円の裏金作りでメディアを賑わしている。駐車場内で樹木の解説が始まる。生活環境学科か? 木造アスレチックやジャンボ滑り台が楽しめる「森…

ネタ

「鮨ネタ」なら食材だから、“ingredients for sushi”。 「記事の種」なら、“news item”や“good story”が該当。 「証拠」の意なら、“evidence”。 「お前がやったというネタはあがっているんだ」 “We've got the evidence that you did it.”何れも『ジーニアス…

府民の森むろいけ園地

ドライブ&ハイクの2回目。四條畷市に位置。我が垂直長屋からは、片道27キロほど。出かけたのは、花見シーズン終了後のウィークデイ。内環状を北上。R163を東へ。四條畷小学校から旧道に入る。清滝峠が近づくと、直線の後に続く左右のカーブに何となく…

candle

The Wall Street Journal紙の記事、第28回「ボキャブラリー・パワー」から。 “For dual-income families with children today,you often burn the candle at both ends trying to be the best you can be at work and the best you can be at home.” 「子…

enough(2)

“Enough!”“Enough already!”“Enough is enough!” 「もうたくさんだ!」「いい加減にしなさい!」「やめてくれ!」 家庭内で子ども同士の言い争いが収まらない場合に親が叫ぶ科白。また、いつまでも文句を言ってくる相手に腹立ちを込めて反撃する際にも使われ…

Zhuangzi(44)

老子とともに道家の始祖とされる、荘子のことばから。窮亦樂、通亦樂。 窮(きゅう)も亦(ま)た楽しみ、通も亦た楽しむ。 古の聖人の道に達した者は、困窮すればその困窮を楽しみ、思うようになる境遇になれば、またそれを楽しむ。窮も通もない。 せっかく…

にくきもの

「急ぐ事あるをりに、長言する客人(まらうと)。あなづらはしき人ならば、『後に』などいひても追ひやりつべけれども、さすがに心はづかしき人、いとにくし」 杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二十五段。 「世の中には憎らしいものがたくさんあ…

enough

よくある正誤問題。 The question is enough easy to solve it. 「副詞のenoughは、被修飾語の後ろに置け」及び 「主語と一致する、不定詞の目的語は省け」の両原則から、正解は The question is easy enough to solve. が、何事にも例外は付き物。「被修飾…

“Say uncle!”

父母の兄弟や年配男性を表す“uncle”。“aunt”の対義語でもある。名詞以外に間投詞としての働きもあり、「降参」「参った」という意味を持つ。子ども同士が取っ組み合いの喧嘩を始めたとする。一方が相手を組み伏せた時に発するのが、本日のタイトル。「参った…

「お門違いもいいところ!」

直訳調なら、 “You're calling at the wrong house.” 慣用句では、 “You're barking up the wrong tree.” 獲物が逃げ去っているのに、間違った木に向かって吠え続ける間抜けな猟犬を連想。相手に強烈なパンチを浴びせる表現となる。どちらも進行形で喋るのが…

お門違い

『広辞苑』には、「めざす家・人を間違えること。転じて、見当違い」とある。思い浮かぶのは、K伯母宅での出来事。幼稚園の休みに遊びに出かけ、従姉妹3人を含め6人でちゃぶ台を囲んだ。食事が始まって間もなく、「これは、君か!」と伯父の叱責が飛ぶ。普…

奥山雨山自然公園(4)

シャクトリムシが大量発生。散策路を覆うそこかしこの葉からぶら下がる。恐竜の成れの果てが大挙して押し寄せたとしても、食傷を免れないレベル。用心して歩くが、全ては避けきれない。気がつくと、帽子やズボンの裾にくっついている。悪さはしないが、気持…

奥山雨山自然公園(3)

汗びっしょりになって展望台到着。ウィークデイ故、外には誰もいない。Tシャツを脱ぎ、長袖シャツだけになる。南西の風が心地よい。展望台と称する構造物の正体は貯水槽。町が山火事防止に真剣に取り組んでいる証拠。その上部に東屋が設えられている。規模が…

Zhuangzi(43)

老子とともに道家の始祖とされる、荘子のことばから。魯酒薄而邯鄲圍。 魯酒(ろしゅ)薄くして邯鄲(かんたん)囲まる。 魯の酒にこくがなく薄かったために、趙の都、邯鄲が楚の軍に包囲された。世の中には一見関係のないと思われるところに、因果関係があ…

人にあなづらるるもの

「家の北おもて。あまり心よしと人に知られたる人。年老いたるおきな。又あはあはしき女。築土のくづれ」 杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二十四段。 「人にばかにされるものを列挙してみよう。家の北側。これは日当たりも悪く、とりつくろわな…

奥山雨山自然公園(2)

永楽ダムの周囲1.3平方キロが園域。つつじの広場コース、もみじの広場コース、展望台コースなど、5つのハイキングコースを備える。長居公園の2倍ほどの面積なのに、かなり広く感じられる。周囲の山と一体化しているのと、標高が100メートルから40…

奥山雨山自然公園

熊取町に位置する森林公園。我が垂直長屋からは片道35キロほど。手頃な距離にあるため、ドライブ&ハイクに重宝する。昭和59年の完成。入園無料。駐車場は第1から第4まであり、こちらも無料(^o^)。ダム湖周辺が桜の名所。人込み恐怖症患者としては、花…

間違い電話

留守電機能が普及していなかった頃のこと。休日出勤が続き、疲労が蓄積する。朝寝したいと思う日曜に限ってかかってくる。慌てて蒲団から飛び出し、寝ぼけ眼で受話器を取る。 「ルミちゃん?」 「ふぁーィ?」 「あれ、おかしいわね。ルミちゃんじゃないの?…

reach(2)

移転などで相手先の電話番号が変わっている場合がある。 “The number you have reached,△△-△△△△-△△△△,has been changed. The new number is ○○-○○○○-○○○○. Please make a note of it.” 「おかけになった番号は、変更されています。新しい番号は、○○-○○○○-○○○…

reach

「到着する」「伸ばす」と記憶することの多い“reach”には、「(電話などで)〜と連絡する」という意味もある。 “We're sorry,but the number you have reached is not in service at this time. Please be sure you're calling the correct number.” 「おか…

water(2)

涙、汗、尿、よだれなど、「体液」の意味も併せ持つ“water”。動詞で用いられると、「涙を出す」「よだれを出す」に変わる。杭全の夏祭り(7/11から)が近づいてきた。屋台から焦げた醤油のにおいが漂うと、たまらんねェ。 “This smell really makes my m…

Zhuangzi(42)

老子とともに道家の始祖とされる、荘子のことばから。盗亦有道乎。 盗も亦(ま)た、道あるか。 泥棒にもそれ相当の言い分がある。そもそも最上の知も、最高の聖の道も、盗賊のために用意されたものとも言える。狙った蔵に財物が有るか否かを見抜くのは泥棒…

water

本日の話題は、不可算名詞の代表“water”。複数形とは無縁のはずだが、湖や川などの「多量の水」「流水」を表す場合には“waters”となる。慣用句では “Still waters run deep.” がお馴染み。 「静かな川は流れが深い(口数の少ない人は思慮深い)」と訳すのが…

たゆまるるもの

「精進の日のおこなひ。日遠きいそぎ。寺に久しくこもりたる」 杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二十三段。 「ついつい油断してしまうものは、精進の日のお勤め。まだまだ当日までに猶予期間がありすぎる用件の準備。また、長い寺籠もり。いずれ…

“...,it is.”

(まちゃつ、今日はえら簡単な英単語やなァ。“this is”の仲間やから、初級レベルの話題とちゃうか?)目ん玉ひんむいてよう見なはれッ! “it is”の前にドットとカンマがついてるやろッ! ついでに耳の穴もかっぽじってよく聞くヨロシ。 会う日時や場所の折衝…