まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

お門違い

広辞苑』には、「めざす家・人を間違えること。転じて、見当違い」とある。思い浮かぶのは、K伯母宅での出来事。幼稚園の休みに遊びに出かけ、従姉妹3人を含め6人でちゃぶ台を囲んだ。食事が始まって間もなく、「これは、君か!」と伯父の叱責が飛ぶ。普段は「M明!」と名前で呼ぶのに、虫の居所が悪かったのか“kimi”と短い。語気の荒さも手伝ってイ段の二音が心に突き刺さり、訳の分からぬまま呆気にとられるばかり。盛りつけ皿の端に置かれた、沢庵のかじり止しに立腹していると分かるまでに少々時間を要した。気づきにくかったのは、体が小さいから。視点の高い大人からはよく見えたのだろう。今なら「お門違いもいいところ!」と反論する場面だが、幼いから身に覚えがなくても黙っている。やがて、やらかしたのが小学3年生の次女Yと判明。威勢の良さはどこへやら。不始末が自分の子どもと分かり、きまり悪くなったのだろう。ぼそぼそ声で「取り皿に置きなさい」と注意して終わった。市役所の幹部になれたのは、五流でも大卒だったからか。当時は、中卒や高卒で就職するのが当たり前だった。泉下の客となって30年になる。


   二千億
   あればシャープを
   助けたし


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『目下は、野茂(メシタハノモ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:やってみないで諦めることはない。