まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

鯉のぼり祭り

温泉街を流れる杖立川に鯉のぼりを架ける、鯉のぼり祭り(4/1〜5/6)。イベントが始まり、40年になるという。各地から寄せられた鯉のぼりの数も桁外れ。3500匹に上ると聞く。都会では、小さな鯉のぼりが主流。さぞ、壮観だろう。熊本県小国町の…

おおどしま(2)

某作家による応援演説「大年増の厚化粧がいるんだな、これが」の部分が、BBCニュースとなることはなかった。恐らく「大年増」まで敢えて翻訳すべきか、議論となったのだろう。「下品な人身攻撃」拡散に加担することを避けた可能性がある。そこで、「大年増」…

Han Feizi(35)

荀子に学び、刑名法術(今日でいう政治法律)を唱えた韓非子のことばから。自營者謂之私、 背私謂之公。 自ら営む者、之(こ)れを私と謂(い)い、 私に背く之れを公と謂う。 自分だけのために営むことを私といい、 私にそむいて人のために営むことを公とい…

おおどしま

「大年増の厚化粧がいるんだな、これが」 「東京を厚化粧の女に任せる訳にはいかないね」 昨年の都知事選での応援演説から。発言の主は、元衆議院議員で東京都知事経験者の某作家。この内、2つ目の発言を8/1付イギリスBBCが報道。 “We cannot leave Toky…

日本の文化

観劇のため久しぶりに「出撃」した、ミナミでチンドン屋と遭遇。疾うの昔に滅んだとばかり思っていたから、びっくり。意外にも繁盛していると聞いて、二度びっくり。英語でどう表現するか、気になった次第。『新和英中辞典』には、 “brightly-dressed musici…

後鳥羽院の御時

吉田兼好著『徒然草』二百二十六段から。 「後鳥羽天皇の御代のこと。信濃前司行長は学問に通じているということで名高く、白氏文集の新楽府を論議する番の人数に加えられた。論議の座で武の七徳を挙げようとして二つを失念。『五徳の冠者』と人々にあだ名を…

「一か八かの」

“do-or-die” 「必死の覚悟の」 と説明するのは、『ジーニアス英和大辞典』。 “willing to take great risks in order to achieve something” 「なし遂げるべき事のため、大きなリスクを負うことを厭わない」 とも説明される慣用句。昨年10/10付abc NEWS…

サイコパス

精神病質者。 口が達者。表面的には社交的だが、良心が欠如。自己中心的であり、平気で嘘をつく。しばしば反社会的行為に及ぶが、罪悪感も後悔の念も持たない。恐ろしい限りだが、身の回りに確実に存在するという。英語では、“psychopath”。つい「プサイチョ…

五感

sense of sight 視 sense of hearing 聴 sense of smel 嗅 sense of taste 味 sense of touch 触 こう並べると、見た瞬間に意味が伝わる表意文字の長所が際立つ。もっとも、身につけるまでに、膨大な時間と格別の忍耐力を要するのが難点。もちろん、 sixth s…

Han Feizi(34)

荀子に学び、刑名法術(今日でいう政治法律)を唱えた韓非子のことばから。所養者非所用。 所用者非所養。 此所以亂也。 養う所の者は、用うる所に非ず。 用うる所の者は、養うところに非ず。 此(こ)れ、乱るる所以(ゆえん)なり。 平素養っている人材は…

「細事にこだわり、大事を見逃す」

“strain at a gnat and swallow a camel” 「ブユを(摂取しないようにワインを濾過して)取り除くのに、ラクダ(の肉)は呑み込んでしまう」 が直訳。イナゴやバッタ以外の昆虫及びラクダの肉は、ユダヤ教徒にとっては禁忌。慣用句の起源は、恐らく聖書だろ…

face value

債券や証券の額面価格。10年利付き国債なら5万円、個人向け国債なら1万円。個人向け普通社債なら、10万円とか100万円。定期的に利息を受け取れる。満期になれば、額面金額が戻ってくる仕組み。途中で売却も可能。ただし、市場金利を反映。額面金額…

スマート・カードキー(3)

すぐにディーラーに電話。キーを受け取っていない旨をドキドキしながらセールスに伝える。 「キーが近くにないと始動しません。必ず近くにあるはずです。スロットに差し込まれていませんか?」 「ない!」 「ダッシュボード上は?」 「なし」 「アームレスト…

千本の釈迦念仏は

吉田兼好著『徒然草』二百二十八段から。 「千本の釈迦堂で行われる釈迦念仏は、文永の頃に如琳(にょりん)上人がこれをお始めになったものである」 遣教経会とも呼ばれ、大報恩寺にて3月22日に実施される。 文永:1264年〜1275年。 最初の蒙古…

「好き、嫌い、好き、嫌い…」

タンポポやデイジーの花弁を1枚ずつ抜きながら唱える、お馴染みの恋占い。主語を省略することの多い日本語と大違い。英語では、主語の外に目的語も呟くことになる。文が長くなる所以。おまけに男女で主語が異なるため、表現が2種類存在することになる。 女…

スマート・カードキー(2)

薄くて小さいことは良いのだが、仇になることもある。オイル交換にディーラーを訪れた際のこと。作業が終わり、支払いを済ませ、店舗出入り口に止められたKBへと戻る。エンジンは始動済み。早速エアコンの効いた車内に乗り込み、ベルトを締める。ドアを閉じ…

スマート・カードキー

ドアを閉めて車を離れれば、自動的にロックが掛かる。ボタン操作は不要。車に近づけば、ドアノブに触れた瞬間に解錠される。薄い作りも相まって免許証との「同居」が可能。キーを取り出す必要さえない。荷物や傘を持って乗り降りする際もノンストレス。便利…

Han Feizi(33)

荀子に学び、刑名法術(今日でいう政治法律)を唱えた韓非子のことばから。宰相必起於州部、 猛將必發於卒伍。 宰相は必ず州部より起こり、 猛将は必ず卒伍より発(おこ)る。 名君の治下では、総理大臣ともなるような人物は、必ず地方のいやしい身分から出…

よき細工は

吉田兼好著『徒然草』二百二十九段から。 「上手な細工師は、少し切れ味が鈍い刀を使うということだ。妙観の刀は、大して切れない」 妙観:宝亀11(780)年に観自在像(摂津の勝尾寺)を作った、比丘妙観(びくみょうかん)か? 兼好と同時代人である、…

“Business before pleasure.”

「仕事をしてから遊べ」 軽く一杯やってから残りの仕事を片付ける予定のお父さん、 お八つを食べてから宿題に取り掛かるつもりの子ども達、 どちらもちょっと待った!「先憂後楽」を思い出し、“pleasure”を後回し。 “business”を優先しては如何? それでは、…

「最も強い表現で〜を非難」

“condemn〜in the strongest possible terms” 「強く非難」に代わり、近年耳にするようになったことば。核実験や弾道ミサイル発射の度に国際社会から次々に表明されるものの、「首領様」は、どこ吹く風。食欲のみが亢進し、「不品行」を改める気配は見受けら…

「非難」

国務省の出す非難声明は、 regret遺憾 concern懸念 deplore憂慮 disappoint失望 condemn非難 の順に度合いが上がると聞く。 2/13付の米ABC電子版に登場したのは、本日話題にする“condemn”。 The U. N. Security Council“condemned”the recent ballistic …

「もうかりまっか?」

“How's business?” 「まあまあ」「何とかやってます」 なら、 “So-so.” “Can't complain.” だろう。 「あきまへんわァ」 なら、 “Not so good.” というところか。 しかし、発言通りに受け取ってはならないこともある。相手が気配りを忘れず、悲壮感など格別…

「もうちょっと控えめなら…」

外交の世界では通常、慎重にことばを選ぶ。他国に対する不満も、段階を踏むのが普通。最もソフトなのは「懸念」。関西人なら、「アホ」「カス」というところ。それで足りなければ、修飾語を加えて「強く懸念」となる。言うなれば「どアホ」。不満が高じると…

フリー・マーケット

N津夫妻をもてなす食材を求めにK商店街に出かけた際のこと。3キロほどの道のりがある。以前なら躊躇なくKBに乗り込む場面だが、最近は散歩好きに変身している。23キロの減量に成功したたまもの。ゆっくり歩いたお陰でハンドルを握っていては見過ごしてし…

Han Feizi(32)

荀子に学び、刑名法術(今日でいう政治法律)を唱えた韓非子のことばから。以五里斷者王。 以九里斷者彊。 宿治者削。 五里を以て断ずる者は王たり。 九里を以て断ずる者は彊(つよ)し。 治を宿(とど)むる者は削らる。 事は早く断ずべきである。歩くこと…

岬の分教場(5)

わき道にそれた。話を分教場に戻す。1年生・2年生の複式学級へと足を運ぶ。2人用机6台と椅子12脚に続き、オルガン、教卓、鐘などが目に入る。体格に合わせて作られたのだろう。何れの机も押しつぶされたように小さい。2人用で思い出すのは、一方の動…

五条内裏には

吉田兼好著『徒然草』二百三十段から。 「五条の内裏には、化け物が棲んでいた。藤大納言殿のお話しでは、殿上人たちが黒戸(内裏の清涼殿の北、北廊の西に位置する細長い部屋。煙で煤けて黒くなっていたことに由来)で碁をうっていたときに、御簾を持ち上げ…

Han Feizi(31)

荀子に学び、刑名法術(今日でいう政治法律)を唱えた韓非子のことばから。家有常業、 雖飢不餓。 家に常業あれば、 飢(う)うと雖(いえど)も餓(う)えず。 家に一定の家業があれば、 たとえ飢饉はあっても、餓死までには至らない。 それでは、本日のシ…

April Fools(2)

スパゲッティ・ゾウムシ(という架空の害虫)の駆除法が確立。暖冬にも恵まれたため、スイスでスパゲッティが大豊作(1957年)。 進化を遂げたペンギンの群れが飛翔する様子を初めて撮影(2008年)など、 同じ英国製だが、BBCのネタには随分ホッとさ…