吉田兼好著『徒然草』二百三十段から。 「五条の内裏には、化け物が棲んでいた。藤大納言殿のお話しでは、殿上人たちが黒戸(内裏の清涼殿の北、北廊の西に位置する細長い部屋。煙で煤けて黒くなっていたことに由来)で碁をうっていたときに、御簾を持ち上げ…
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