2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧
目の前のTヶ丘駅。大阪南部の「大動脈」故、1日に上下500本超が行き来する。交通至便とも言えるが、停車するのは各停のみ。利用できるのは4割ほど。車両も旧式で、103系や205系がほとんど。普段は見送るしかない快速や優等列車だが、間近に眺めら…
Y中たこ焼き君にエールを送るファンタジーの34回目。イヌHKでも放送された講演『子ども達に規律のある環境を与えよう』には、18週間に及ぶ新兵教育の一場面が登場する。 “I'm your worst nightmare. I'm your daddy and your mommy. And that's just the…
儒教とは正反対の立場を取る道家の始祖、老子のことばから。聖人、去甚、去奢、去泰。 聖人は、甚を去り、奢を去り、泰を去る。 聖人は、はなはだしい行いをしない。また、奢りを避け、豊かに余りある生活もしない。「甚」「奢」「泰」の三者は、何れも積極…
真珠博物館に入る。半世紀前には存在しなかった、立派な2階建て。上階部分から見学をスタートする構造になっている。最初は、養殖技術が確立する以前のアンティークジュエリーを展示。どれもため息が出るほど素晴らしい。特に印象に残ったのは、ティアラと…
半世紀前にも記念館を見学。度重なる失敗や一部のあざけりにもひるまず初志を貫徹、といった感じの展示。現在より1文字多い、御木本幸吉「翁」記念館だったかもしれない。ちょっとしたハプニングが起きたのは、記念館を出て船着き場へ戻る途中のこと。埋め…
(まちゃつ、今日の話題は江戸っ子ことばの紹介やろ。「当たり前だ。べらぼうめ」を略した表現とちゃうか?)ハズレ! それを言うなら「あたぼうよ」! ローマ字表記にすると“Ataboyo!”になってしまうがな。(分かった! JR九州の特急名やろ? 週末や連休を…
「円と同面積の正方形を求める」が原義。使えるのは定規とコンパスだけ。あまたの数学者が、与えられた円と同じ面積の正方形を作図しようと苦闘したとか。不可能と分かるのは18世紀。ランベルト正積方位図法の発案者として知られる、ヨハン・ハインリッヒ…
初めて訪れたのは、東京オリンピックが開催される4ヵ月前のこと。修学旅行の2日目に組み込まれていた。「じゃり」対象の宿泊行事は、夏休み前後のシーズンオフに設定されるのが当時の掟。勢い梅雨時や台風シーズンに出かけることになる。費用を抑制したか…
イタリア、スペイン、ポルトガルの各語で「家」の意。読みは「カーサ」。イタリアでは、「カーザ」と濁る地域もあるらしい。南欧の言語に素養がありそうな書き出しだが、ただの知ったかぶり。スペイン語で分かるのも、セニョール、セニョーラ、セニョリータ…
JAF会員証で1割引(^o^)。入ってすぐ前がペンギン島。プールで泳ぐのは、フンボルトペンギンとケープペンギン。どちらも白い腹に黒っぽい斑点を持つ。胸に入る1本の黒いラインまでが同じ。ラインの幅が広い方がフンボルトだというが、泳いでいれば分からな…
客室の壁が薄く、隣室の話し声が筒抜け。4人家族の会話を午前0時過ぎまで聞かされる羽目に陥った。おもてなしのランクは下の下。宿泊客数に応じた従業員を確保できていない節がある。美点も述べておこう。ツインルームの広さ37平方メートルは、マルーッ…
儒教とは正反対の立場を取る道家の始祖、老子のことばから。不言之教、無為之益、天下希及之。 不言の教え、無為の益は、天下之(こ)れに及ぶこと希(まれ)なり。 黙っていても自ずからその人物の感化が他に及ぶ。これが不言の教えである。また、政治を執…
バイキングの印象は、「質量共に劣る」といったところ。和洋中40種類の料理には、高価のものも特に手の込んだものもない。スーパーの惣菜コーナー並み。出来たての握り寿司コーナーには行列。旨いからではない。職人が1人なのである。しかも、動作が緩慢…
「中盤の局面で次にどう指すかを考えるのに、自分がこう指せば、相手はどう応じるか、という考え方をしない。自分の手番であっても、仮に相手の手番ならどう指すだろうか、から考え始める。それは相手が二度指すことになるから、いい手がかならずある。その…
形容詞「過去の」と名詞「過去の不快な出来事」とを掲載するのは、『ジーニアス英和大辞典』。「“gone by”の語順を変えて名詞化したもの」との説明も付加されている。“Let bygones be bygones.”「済んだことは水に流せ」の形で用いられる。(バラク、お隣の…
ポリエチレンやポリエステルの略ではないから、縮重合の話には進まない。「パンダ」に乗車し、赤色灯を回転する人を連想してもハズレ。現役の「○ラベッチ」や「Kバ」を貶めるつもりは毛頭ない。本日話題にする語は、正式には「ポリス」。(やっぱり、「ホシ…
収容能力ギリギリまで宿泊客を受け入れたからか。それとも、食事時間帯の管理が出来ていないからか。レストラン「はまなぎ」からは、客があふれ出ている。壁代わりに衝立を設置し、テーブルと椅子を搬入。ホールの一部がダイニングルーム風に変身している。…
ルームキーは、最も安いタイプ。ディンプルでも内溝式でもない。もちろん、カードキーでもない。鍵穴に差し込むと、嫌でも目に入るのが錠本体の老朽化。完成当時は金ぴかだったのだろうが、真鍮に生じた錆が斑点となり見苦しい。レギュラーツインに入ると、…
アフガニスタン南部の都市。同国唯一の国際空港を持ち、人口は首都カブールに次ぐ50万人。農業と牧畜が主産業で郊外にはブドウ畑が広がる。羊毛や木綿、絹の生産も盛ん、と書けば社会の教科書風だが、アヘンの原料となるケシの一大栽培地、という裏の顔も…
儒教とは正反対の立場を取る道家の始祖、老子のことばから。知者不言、 言者不知。 知る者は言わず、 言う者は知らず。 真の知者はことば少なく、 ことばの多い者は大体知恵のない者である。 英語にも“A fool is known by much babbling.”「馬鹿はしゃべりす…
『刑事コロンボ』の第10作「黒のエチュード」には、コロンボがピアノを演奏するシーンがある。犯人は、交響楽団の指揮者。事情聴取しようと訪れたコロンボだが、舞台のピアノについ触ってしまう。好奇心は旺盛でも音楽的才能には恵まれていないから、モー…
愛想がないフロントで宿帳に記入。ルームキーを受け取ると同時に始まったのが、無愛想な中年係員からの「お願い」。バイキング形式の夕食は、予約時の理解では二部構成。18時からの前半組と19時半からの後半組とに分かれている。後半を利用する腹積もり…
地下駐車場からホテル棟に移ると、いきなりけたたましい音がお出迎え。ゲームコーナーで遊ぶ子らを横目にエレベータでフロントへ向かう。ホールや通路には浴衣姿が散見される。鳥羽国よりも高い宿泊費を払うのに、とんでもないところを掴まされたか。悪い予…
ひいきチームは攻撃も守備も好調。打線は二桁安打を放ち、ピッチャーは被安打1の完投。と続けば、普通なら快勝が予想される展開。だが、勝敗は時の運。勝利の女神がそっぽを向くこともある。例えば、打ちまくった割には4併殺で無得点。たった1本許した安…
絵本の中の一休さん。5歳を迎えると、母親に連れられて向かうのが安国寺。お坊さんになるために、親と離れて暮らさねばならない。幼心にはずいぶん心細く感じられる場面だとか。だだをこね始めた際に「安国寺に連れて行くでッ!」の一言を発すると、ぐずり…
右手に薄い小豆色の建物が現れると、同時に車寄せのある立派な正面玄関が目に入る。5,6階建てにしか見えないが、実際には鉄筋コンクリート造り8階建てだという。恐らく斜面に立地しているのだろう。ベルボーイはいないと決めつけ、フロントに近い地下駐…
儒教とは正反対の立場を取る道家の始祖、老子のことばから。大巧若拙。 大巧(たいこう)は拙(せつ)の若(ごと)し。 巧みの極致は、最も拙劣なもののように見える。書道などでも、見て美しい書はまだ本物ではないという。古拙、すなわち一見下手なように…
「メールは打たんし、HPも持ってないのッ!」と言われたのは、2008年の大晦日。呆れられて「原始人」の称号を賜る。電脳空間の利用を懇々と説くのはNHさん。が、ブログを始めようにも、右も左も分からない。大先生に相談し、煩わしい作業を丸投げ。2週…
正確には「ホテル近鉄アクアヴィラ伊勢志摩」。長めの名乗りは、箔付けのためか。独占禁止法の正式名称「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」を連想。フロントが電話に出ても、名乗り終わらぬ内に予約客が眠ってしまわぬか、要らぬ心配をしてし…
“sack”を「ジーニアス大英和」に当たると、名詞として「袋」「ガウン」「解雇」「塁」「寝床」など11の意味を掲載している。Aceは「ちんぴら兄ちゃん」。科白は下品の極みのはずだから、どの意味もぴったり来ない。困って「相談」を持ちかけたのは、研究社…