まちゃつの徒然日記

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“casa”

イタリア、スペイン、ポルトガルの各語で「家」の意。読みは「カーサ」。イタリアでは、「カーザ」と濁る地域もあるらしい。南欧の言語に素養がありそうな書き出しだが、ただの知ったかぶり。スペイン語で分かるのも、セニョール、セニョーラ、セニョリータの各敬称にグラシアスとアディオスくらい。本日話題にする“casa”の意味を知ったのも単なる偶然。以前住んでいたマンションの名称に使われていただけのこと。ところで、この“casa”の名を戴く都市がアフリカ北西部にある。人口300万人を誇る、モロッコ最大の都市Casablanca(カサブランカ)がそれ。「白い」を意味する“blanca”と合わせると「白い家」となる。バーグマンとボガートが共演した映画の題名にもなった。アラブ人とベルベル人だけだった中世以前の名は、Anfa(アンファ)。ヨーロッパとの関係は16世紀初頭にポルトガル人が居住を始めてから。当初の名はCasablanco(カサブランコ)だったとか。公用語アラビア語での呼び名は、Dar el-Beida(ダル・エル・ベイダ)。やはり「白い家」の意味だという。「ホワイトハウス」は、米国の専売特許とはいかないようである。


   知事市長二つ握って「府市あわせ」
   議会の声は耳に入らず


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『学術封印避けろ(ガクジュツフウインサケロ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:葛飾北斎