初めて訪れたのは、東京オリンピックが開催される４ヵ月前のこと。修学旅行の２日目に組み込まれていた。「じゃり」対象の宿泊行事は、夏休み前後のシーズンオフに設定されるのが当時の掟。勢い梅雨時や台風シーズンに出かけることになる。費用を抑制したかったからだろう。受け入れ側からすると、閑散期の団体さんは有り難い。多少サービスに努めたとしても、赤字を続けるよりはましなのである。台風との鉢合わせさえなければ、秋の行楽は悪くない。大阪市内でも梅雨時より秋を希望する学校は多かったらしい。が、公平性を保つために地域輪番制を採用したとか。その通りなら、秋に出かけられるのは４年に１度だったことになる。K小の修学旅行も多数派の一員。雨のシーンばかりが蘇る。ほぼ半世紀ぶりに再訪してみると、鳥羽駅周辺は激変。船で渡ったはずの場所には、橋が架かっている。パールブリッジと呼ばれ、屋根葺きの通路にはエスカレータの設備もある豪華仕様。浦島太郎の気分である。
「個別」とは別に「集団」利用も可
塾ではなくて自衛の話
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『ブリキを落とすといい音（ブリキヲオトストイイオト）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：威勢が盛ん。
