不言之教、無為之益、天下希及之。
不言の教え、無為の益は、天下之(こ)れに及ぶこと希(まれ)なり。
黙っていても自ずからその人物の感化が他に及ぶ。これが不言の教えである。また、政治を執る人がいるというだけで、何もしなくとも天下が治まる。これが無為の政治である。無為の政治に及ぶものは何もないのである。
老子の理想郷は「小国寡民」。それとは対照的に、現代の国家は「大国衆民」。領域は広く、人口も多い。老子の考える「無為の政治」を実現するには、市民が共同体の一員であることを常に自覚できるほどの規模が良いとは思うが…。
同じ手を
食って「サムライ」
討ち死にし
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『近世の学院か(キンセイノガクインカ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:朱子学以外はダメ。