「家の北おもて。あまり心よしと人に知られたる人。年老いたるおきな。又あはあはしき女。築土のくづれ」
杉本苑子氏による現代語訳で味わう『枕草子』二十四段。
「人にばかにされるものを列挙してみよう。家の北側。これは日当たりも悪く、とりつくろわない裏口だから、ごみなど散らかって家ではもっとも軽んじられる場所だ。あまりにもお人よしと定評のある人も、他人にあなどられる。さらには老い衰えたおじいさん。また、軽っぽくて奥ゆきのない女。そして、築地塀の崩れ。みっともないと知りながら放置しているのは、勝手もとが不如意な証拠であろう」
「老い衰えたおじいさん」で思い出すのは、イェール大学某名誉教授。アベノミクスの理論的支柱。秀才の誉れ高く、東大在学中に司法試験に合格したとか。だが、老いては「人にあなづらるるもの」の代表格。仕立てスーツ姿でニュースに登場しても両肩には常にフケを積もらせている。カメラマンは元より、記者も気づいているはずなのだが…。
ジム通い
「冷や水」後に呼ぶ
救急車
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『絶対シロ！（ゼッタイシロ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：ヒエログリフ。
