まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

381系

わが家の側にあるJR阪和線。走行音が最も騒がしいのは、快速運転する103系だ。念のため、列車に興味のない方のために説明を入れる。103系というのは、各駅停車に使用されることの多い水色ボディーの車両である。環状線では、柿色に塗色を施されている。ダイヤ改正で快速として使用されるのはごく僅かになった。次ぎに喧しいのが、本日話題の旧国鉄381系電車である。1973年に特急「しなの」用に製造され、78年に「くろしお」、92年には「やくも」にも投入される。国鉄初の振り子電車であり、カーブの多い山岳路走行用に開発された。カーブの半径が短くなるにつれて走行時の遠心力は大きくなる。スピードダウンを余儀なくされる訳だ。青緑を基調としたツートンカラー「くろしお」は、カーブに差しかかると車体が左右に振れ、スピードを落とさずに走行できる優れもの。重心を下げるため、通常は屋根の上に設置される空調装置が床下に収められている。屋根にはパンタグラフしかない。よく似た183系との違いである。とはいうものの、体が左右に振られる側の乗客にしてみれば、乗り心地がいいとは決して言えない。乗り心地の良い制御振り子式電車の投入を期待したい。可哀想なのは、「阪和ライナー」。昼間は、JR天王寺駅阪和線ホーム東側の留置線で待機している。こいつも「くろしお」と同じ381系なのだが、赤と肌色の旧国鉄色のペイントのままで働き続けている。のみならず、そのペイントも幾多の星霜を経て剥げ落ちる一歩手前だ。JR西日本さん、「阪和ライナー」に化粧してあげてーなぁ。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


阪神供養の絵(ハンシンクヨウノエ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:化学分析の一手段。リアカー無きK村…。