まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

ケッペン

Aは熱帯、Bは乾燥帯、Cは温帯、Dは冷帯、Eは寒帯を表す。例えば、Cfa(温暖湿潤気候)やCfb(西岸海洋性気候)に出てくるfは年中湿潤の意味。aは最暖月の月平均気温が22℃以上になることを表し、bは最暖月の月平均気温が10℃以上22℃未満であり、同時に10℃以上の月が4ヵ月以上あることを表す。これらの気候区分を植物との関連から分類したのが、ウラジミール・ペーター・ケッペン(1846年9/25〜1940年7/22)である。ロシアのサンクトペテルブルクで誕生し、クリミアで育つ。植物学者、気象学者、気候学者。両親も本人もドイツ国籍である。オーストリアグラーツで亡くなっている。ケッペンの定義に依れば、熱帯は最寒月の月平均気温が18℃を下回らない地域である。ヤシが育つための条件から割り出したらしい。現代でもケッペンの気候区分は存在意義を失っていない。偉大な業績である。だが、最高気温が40℃に達すると同時に、世界屈指の豪雪地帯も抱える国が日本である。それを温暖湿潤と冷帯だけで説明するのにはちょっと無理があると思うのは、まちゃつだけではないだろう。因みに、大陸移動説を最初に唱えたウェゲナーは、ケッペンの娘婿にあたる。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『炊けたの搾る(タケタノシボル)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:元首相。