206年前の10/13(旧暦)、麻酔薬「通仙散」を発明し世界で初めて全身麻酔による乳癌手術に成功した外科医である。「通仙散」は、チョウセンアサガオ、トリカブトを主成分とする6種類の薬草から作られたらしい。青洲は紀州(現紀の川市西野山)出身。父、華岡直道、母、於継の長男として1760(宝暦10)年10/23に誕生。1782(天明2)年、京都へ留学。古益南涯に古医方を、大和見水に外科を学ぶ。その間、華佗(かだ)という中国の医者が麻酔薬を使って手術をし多くの人命を救った噂を耳にする。3年後郷里に戻るが、直道が亡くなる。患者の治療を行いながら、麻酔薬の研究、薬草採集、新治療法の研究に打ち込む。動物実験を経て人体実験へと進む。実験のモデルとなったのは、母親の於継と妻の加恵。数次に亘る実験中、母は亡くなり妻は失明したという。偉業の陰には肉親にしか出来ない犠牲があった訳だ。ところで、青洲の里にある「レストラン華」では、青洲生誕250周年記念として「健康おもてなしバイキング」を企画。来年3/23日まで、毎月23日には通常大人1人1380円のところを1023円で提供。ただし、時間は60分でメニューは地元産の野菜中心である。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『プロの転勤、破産という(プロノテンキンハサントイウ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:タンパク質の呈色反応。