年末の慌ただしい頃ではなく、真夏の蒸し暑い日にすることにしている。高さ２．５mの窓ガラスにホースで水をかけながら１年の埃を落とす。多少濡れたって平気。いや、水に濡れた方が気持ちよい。サッシのレール部分にもたっぷり水をかけ新品同様になるまで溝掃除する。仕上げにK５５６で拭ってやると重たいガラス戸も軽やかに動く。お湯でやっても、暫く寒風にさらされると指がかじかんでしまい、外にいるのがつらくなる冬とは大違い。スッキリしたガラス越しに国見山（１４１８m）から高見山（１２４８m）に続く稜線が見えれば、猛暑日なんて気にならなくなる。嫌な音を立てずにスーッと網戸やガラス戸が動けば、クーラーでは得られない涼感を味わえる。窓にしろ床にしろ、雑巾掛けをしても乾くのが速い。冬に掃除すれば必要になるはずのお湯代が要らないし、沸かす手間もかからない。大がかりな掃除は、夏にするにかぎる。第一、風邪をひく心配がほぼゼロ。年末の掃除で体調を崩し、腫れた喉で新年を迎えていた頃があったなんて信じ難い。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『石器こうて！（セッキコウテ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：オーストラリア、ブラジルから輸入。
