イタリアの哲学者、神学者、ドミニコ会修道士(1225〜1274)。文永の役の頃に亡くなっている。肖像画を見ると、修道士特有のトンスーラ(鉢巻きをしたような形に頭髪を残す髪形。頭頂部及び側頭部から後頭部にかけては剃られている)姿。スコラ哲学(キリスト教とアリストテレス哲学との統合)を大成した、中世哲学の巨人。著書『神学大全』は、第一部「神と神学について」第二部「倫理と人間について」第三部「キリストについて」の三部構成。いずれも冒頭にテーゼ、次に異論(聖書や学者からの引用)、3番目に対論(異論に反対する見方)、最後に解答という形式で繰り返される。
そんな凄い本を嫁が読むと、姑の方が言い負かされる恐れが出てくる。慣用句「アクィナスは嫁に読ますな」が生まれた背景が分かったような気になる。(まちゃつ、ボケかましたらアカン。それを言うなら「秋茄子は嫁に食わすな」やでッ!)
欲の皮
突っ張るハルカス
コイン三つ
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『歌、かいたのだ(ウタカイタノダ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:大日本沿海輿地全図。