被害者は、Armando Pucci（アルマンド・プッチ）演じる女たらしのギャンブラー。お盛ん故、本人もそれと気付かぬまま犯人の実の娘Claudia Christian（クラウディア・クリスチャン）とも付き合っている。イケメンだが、暴力的性癖の持ち主という役柄。娘の首には刃物で切られた傷跡が残っている。作品の冒頭は、大富豪邸でのパーティ風景。大勢で賑わっている。一人ギャンブラーだけが遅刻。２分くらい経って会場に到着。ポーカーを中座しての出席。負け続けを取り返したいから、暫くして勝負に戻るという。すべて出任せで、実は娘に会いに行くための口実。作品としてつじつまが合わないが、冒頭の３３秒から３６秒にかけてまだ到着していないはずのアルマンドが画面中央を歩くシーンがある(T_T)。有能な編集者を首にした後の作品か。雑な仕上がり。管理人付きマンション自室に戻ったところを、女たらしは銃撃される。消音銃の１発で即死。目を開いたまま死ぬストーリーに無理があったのだろう。視聴者の視線が画面左のクラウディアに釘付けとなる開始１７分過ぎ、画面右下の死体（アルマンド）が１度ゆっくりまばたきする。表情を変えないまま目を開け続けるのは、役者だって辛い。お見逃しなく。撮り直しが無理でも、上手く編集し直すことはできただろうに…。もったいない。
「鴨」沿いを
走るは電車
だけでなし
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『牛の町（ウシノマチ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：心斎橋筋辺り。
