天地不仁。
以萬物爲芻狗。
天地は不仁なり。
万物を以て芻狗(すうく)と為す。
「芻狗」は、「芻」(草)で作った犬であり、時代が下ると埴輪がこれに代わったという。祭儀に際し神棚に飾られるが、役目が終わると野原に捨てられる。本来尊くもなければ卑しくもない。ただ時の移り変わりよって、尊ばれもすれば粗略に扱われもする。「芻狗と為す」で「自然にまかす」の意。
天地に仁慈の心はない。万物をその成り行きにまかせておくからである。が、これは逆説だという。天地が万物を自然の成り行きにまかせることは不仁に見えるけれども、それこそ本当の仁なのだという考えに老子は立つ。
光芒を
受けて雪嶺
神々し
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『芋にゴマしよう(イモニゴマシヨウ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:外面を飾れば、誰でも立派。