六親不和、有孝慈。
六親和せずして孝慈あり。
夫婦、親子、兄弟の六親の間に不和が生じてくると、初めて孝行とか慈愛とかが取りざたされる。孝行や慈愛が取りざたされる時は、六親が和合していない証拠である。
六親の和合を目指そうにも、結婚後に3割が離婚する日本。米国の5割に近づこうとしている。統計上の離婚理由の一位は、性格の不一致。ところで、オイルショック以降、内需拡大が錦の御旗に掲げられた。その甲斐あってか、ここ40年間、眠らぬ業種が増え続けている。日付が変わる頃まで営業するスーパーも珍しくない。便利な生活は、献身的なパートタイマーの存在と無縁とはいえない。不規則な勤務が増えれば、一家団らんも少なくなる。家族同士の触れ合い時間の減少が、離婚理由一位に影響を及ぼしていなければいいのだが…。
「ブレーキ」を
かけたか「ナナミ」
機首を上げ
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『筆の良縁、あたしも嘘(フデノリョウエンアタシモウソ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:ちょっとした出来事もすべて宿世の因縁による。