まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

新聞記事の面白さ(26)

本年11/10付のY売朝刊一面『編集手帳』から。例によって、おかしなところを見つけて欲しい。

いまでいう植物学者、江戸時代の高名な本草学者に小野蘭山がいる。その人の逸話を随筆家の鶴ヶ谷真一さんが『書を読んで羊を失う』(白水社)に書き留めている◆家の学問を継ぐため、孫が養女をともなって京都から江戸にのぼり、蘭山のそばに仕えた。3年ほどたった頃、蘭山は孫にそっと尋ねたという。「見慣れないご婦人がおられるようだが、あれはどういうお方かの?」◆浮世ばなれしたところが学者らしいといえば、らしい。こういう無頓着はほほえましいが、なかには困った無頓着もある。日本大学英米法の講義を受け持つ受け持つ名誉教授もそのクチである。…(以下略)

京都から江戸に向かうことを「のぼる」とは言わない。「くだる」か「下向(げこう)」の間違いだろう。「都」となったのは、御一新後のこと。京都に比べれば、まだ「若輩」。流行の一極集中でボケをかましたか?


   政界に
   「三百代言」
   増す不気味


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『九時完結(クジカンケツ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:止めようね、首領様。