杉本苑子氏による現代語で味わう『枕草子』十八段。
「渡しは、三河のしかすがの渡し。越中のみずはしの渡し」
「しかすが」は愛知県の豊川河口のこと。現在と異なり、千年前は川幅が広い。当然、橋もトンネルもない。いくつも形成された中州伝いに小舟で渡ることになる。右岸の船着き場(小坂井町平井)から左岸の船着き場(牟呂町坂津)まで4キロほどもあったらしい。
「みずはし」は富山県の白岩川河口のこと。こちらも当時は、西隣の常願寺川と合流状態だったという。180余年後、奥州へ落ち延びる義経らも常態化した洪水地帯を小舟で渡ったことになる。
楽しみは
余市とらふぐ気兼ねなし
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『バット積み(バットツミ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:ドストエフスキー。