神戸女学院のHPに依れば、次郎の祖父、白州退蔵は学院創設に大いに尽力したそうだ。現在地に移転する前には、神戸市にある退蔵の自宅が教場となったり彼の持ち家が寄宿舎として使用されたりしたとある。次郎本人の述懐に依れば、父親、白州文平はハーバード大卒。でも、神戸女学院の第１回卒業生でもあるそうだ（！？）因みに神戸女学院の英語表記は“Kobe College”で「女」が付いていないという。永らく神戸女学院教授であったP.K.Pehda先生。その葬儀を伝えるボストングローブ紙の記事にも、確かに“Kobe College”とあったのをまちゃつは覚えている。間違いないだろう。白州次郎のことばで記憶に残るもの。「人間歳をとれば、『役得』ではなく『役損』があるもんだ」納得。「ツイードなんて、買って直ぐ着るもんじゃない。３年くらい軒下に干したり雨ざらしにしたりして、くたびれた頃に着るんだよ」まちゃつも１着持っているが、確かに新しい頃はゴワゴワして、体に馴染まない。最も有名なのは、GHQの幹部に発したもの。“Although we were defeated in war,we didn't become slaves.”「我々は戦争に負けたのであって、奴隷になったのではない」がそれ。敗戦後の日本にあって「唯一の従順ならざる日本人」の「称号」を頂戴したという。１９０２年２／１７、芦屋に生まれ、神戸一中へ進学。１９１９年、イギリスに渡航。１９２４年、ケンブリッジ大卒。１９２９年、正子と結婚している。１９３１年頃から渡欧を繰り返す。１９３７年、日本水産取締役。近衛文麿と知り合う。１９４５年、終戦連絡事務局参与。１９４８年、貿易庁長官。１９５１年、東北電力会長。サンフランシスコ講和条約調印に立ち会う。署名した吉田茂の随行員には後に首相となる、池田勇人、宮沢喜一らもいた。１９８２年、軽井沢ゴルフクラブ常任理事。１９８５年１１／２８逝去。
大統領の子息でも徴兵される国もあるが、白州次郎は徴兵されていない。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『ランチ決めーん（ランチキメーン）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：すぐおいしい？
