まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

ポーポー

黄緑色をした楕円形の実が転がっている。まちゃつは5歳。O村駐在所西側の、庭と呼ぶには狭過ぎる通路のような場所でのこと。亡母はそれらを拾うと、「ポーポーの実、これがポーポーの木」と説明した。ひょろ長い木には外にも幾つも黄緑の実がなっている。美味しいから食べてみるよう促されて臭いをかいでみる。甘い香りがする。薄い皮をむくと、オレンジ色の果肉が姿を現す。ねっとりしていてとても甘いが、小さな黒い種がいっぱい入っている。美味しかったのでもっと食べようと言ったら、木になっている間は熟していないのでダメだと諭された。改めて「ポーポー」を調べてみる。PawPawは、北米原産の落葉高木。日本へは明治期に持ち込まれる。春に紫色の花をつけ、秋に黄緑色で薄い外果皮をもつ果実をつける。果実は大小不ぞろいになりやすく、完熟すると自然に落下。それから数日後、香りが強くなってからが食べ頃という。36年前の元旦、特急、バスを乗り継ぎ独りで出かけた折には、まだ駐在所は存在し明かりが点っていた。しかし、26年前のお盆に車で出かけた時には、新しい道路が造られ建物の痕跡は見つからなかった。誰かポーポーを食べたことのある人、いる?


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『獅子がめくる日(シシガメクルヒ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:首都圏都市名。