まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

上野英三郎

2ヵ所以上の耕地を持つ経営者が、近隣の耕地と権利を交換し合うことを交換分合と呼ぶ。交換分合を実施すると、いくつか利点が生まれる。分散した土地を併合することにより、高性能機械の導入が容易となり生産性が上がる。小さな区画が減ることにより、灌漑施設の維持負担が減少する。農地が集約されることにより、農道等の公共用地が捻出できる、などである。このことを明治時代に主張したのが、上野英三郎である。上野は、三重県久居出身の東京帝国大学農学部教授。農業工学、農業土木が専門。1872(明治5)年1/19〜1925(大正14)年5/21。日本で田植機が普及するのは、1970年から1990年頃。頭のいい人には、先が見える。機械化が実現する半世紀も前に大学で講義していた! だが、寿命には恵まれていない。講義中に脳溢血の発作を起こし、53歳で亡くなっている。上野は犬好きだったらしく、「ジョン」「エス」「ハチ」3頭の犬を飼っていたという。「ジョン」と「エス」は洋犬、「ハチ」は秋田犬である。渋谷駅前には忠犬ハチ公像があり、デートの待ち合わせ場所となっている。上野英三郎は、その忠犬ハチ公の初代飼い主でもある。今日は、亡母の命日。生前に飼っていた秋田犬の話になってしまった。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『着替え着けた(キガエツケタ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:ABO。