まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

漏刻(ろうこく)

底に穴を開けた容器に水を入れる。時間が経つと水位が下がってゆく。容器には漏箭(ろうせん)と呼ばれる、目盛りを刻んだ矢が取り付けられている。その目盛りを読むことで時刻を知ろうとした仕掛けが、漏刻である。別の容器から漏れる水を受けて、水が貯まるのに従い漏箭が浮き上がっていくタイプもあるそうだ。天智天皇の時代、671年6月10日、我が国で初めて漏刻が作られた。今日は、時の記念日。1920(大正9)年、東京天文台(現在の国立天文台)が制定。「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」がスローガンだったという。90年が経過。鉄道の運行が本家を凌ぐほど迅速・正確になったのは論をまたない。さて、一票の格差議員定数削減、税制の抜本改革などの問題を抱える政治の世界。漏刻に水が入っていないのか、はたまた漏箭が動かないのか、遅々として改革が進まないと感じるのはまちゃつだけではあるまい。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『アシカ分からず(アシカワカラズ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:イアナバウアー。