まちゃつの徒然日記

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Anne Sullivan

「目が見えない」「音が聞こえない」「話せない」ヘレン・ケラーを7歳から指導。ラドクリフ大学(ハーバード大学の女子部)に入学させるなど、三重苦の闇からヘレンを救い出し新しい世界を教えた人物。正しくは、Johanna Mansfield Sullivan Macy(ジョアンナ・マンズフィールドサリヴァン・メイシー)1866年4/14〜1936年10/20。両親は、アイルランド系の農民。マサチューセッツ州に生まれる。3歳でトラコーマを患い、9歳で母親を亡くす。弟と救貧院へ送られるが、弟も結核で亡くなる。失意の中、視力が悪化し盲目となる。10歳で精神分裂病を発症。学校へ行きたいと訴え、14歳でパーキンス盲学校入学。手術の結果、視力が少し回復。ただ、光の刺激に弱く常時サングラスを着用したという。この学校で、ローラ・ブリッジマンと出会い友人となる。ローラは、障碍(視覚及び聴覚)を克服した人物。21歳でヘレンの家庭教師になった際、この時の経験が生かされたらしい。29歳でハーバード大学講師、ジョン・アルバート・メイシーと結婚。70歳の秋、ニューヨークで亡くなっている。全米人口の1割強を占めるアイルランド系移民の子孫。ケネディー家のように銀行家から大富豪、更には政治家から大統領となった家系もある。それとは対照的な、この世の不幸をすべて背負ったかのようなアン・サリバンの前半生。だが、極貧の中から立ち上がり人助けでその名を歴史に刻む。“The Miracle Worker”「奇跡の人」は、ヘレン・ケラーではなく、アン・サリバンを賞賛することばである。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『懇親説く海(コンシントクウミ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:連立政権。