まちゃつの徒然日記

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Hellen A. Keller

130年前の今日、身障者の教育・福祉に貢献したヘレン・ケラー(1880年6/27〜1968年6/1)がアラバマ州の大農園Ivy Greenで誕生している。生活は裕福であったと想像される。1歳7ヵ月で熱病に冒され視覚と聴覚とを失う。このため、ことばを発することが出来ずわがままに育ったという。ヘレンが7歳の時、家庭教師としてケラー家にやってきたのが、自身も目が不自由なアン・サリバン。「奇跡の人」登場である。21歳のアンには盲学校で盲聾の少女と友達になった経験があった。たぶん、指文字で意志を通じさせたのであろう。ヘレンの父親Arthurは、南北戦争時は南軍大尉。Keller家の祖先はスイスからのドイツ系移民。知人に電話を発明したグラハム・ベルがおり、その伝でアン・サリバンを紹介して貰っている。ヘレンが癇癪を起こすと、アンはよく井戸端へ連れていったという。水に触れるのがヘレンは大好きだったからである。天啓というか、ヘレンは先生が手のひらに書いている指文字が「冷たくサラサラして気持ちよいもの」の名前であることに気付く。身の回りの物すべてに名前があることを理解するのに永くはかからなかった。ハーバード大学の女子部、ラドクリフ大学を卒業。日本を3度訪問。4/8付日記に掲載した塙保己一を手本としていたらしい。忠犬ハチ公には感動し秋田まで出かけているし、秋田犬を米国に連れ帰ってもいる。戦後の1948年、渋谷駅にハチ公像が再建されると、像に触れるため直ぐに来日している。1955年、友人の岩橋武夫の墓参のため3度目の来日。岩橋は、大阪市出身の社会事業家。早稲田大学在学中に失明。K西学院英文科を卒業後、1934年ヘレンを訪問。日本の身障者への支援を要請。日本ライトハウス設立に尽力している。ヘレンが連れ帰った秋田犬の子孫は、混血が進行。純血種ではないが現存しAkita dogと呼ばれているらしい。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『売れん舗装(ウレンホソウ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:ひたし物。