まちゃつの徒然日記

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バートランド・ラッセル(7)

イギリスの生んだ数学者であり哲学者、また平和運動家でありノーベル文学賞受賞者でもあるBertrand Arthur William Russell(5/18/1872〜2/2/1970)の7回目。1893年5月、成人(21歳)に達したバーティは父の遺産2万ポンドを相続。法的にも経済的にも独立し一人前となる。ケンブリッジ在学中は哲学に熱中したにも関わらず、翌6月には、数学士の学位試験に優等で合格。おつむの出来が一般ピープルとは違うから、こんなことは朝飯前だろう。22歳でケンブリッジを卒業。12月に5歳年上の米国人女性アリス(17歳の時にロロ叔父宅で初めて出会い一目惚れ。出会った当時、Alys Pearsall Smithは米国の大学生)と結婚。祖母の反対を押し切ってのこと。因みに、ラッセルは生涯に4度結婚。期間だけ見れば、アリスとの生活が一番長続き(27年間)している。最後の結婚は80歳(!)の時。ところで、気になるのは相続した遺産の価値。今ならおいくらほど? 1895年当時の為替レートは1ポンド=10円だから、2万ポンドは20万円。当時の国家予算を1億円と仮定すると、日本の国家予算の1/500に相当。大金である。米価で比較してみよう。当時の一等米価格は1斗(米1合が約150グラムだから、約15キロ)が1円。現在の魚沼産コシヒカリ価格を10キロ7千円と仮定すれば、15キロで1万500円。その20万倍だから(10500×20万)21億円! もっと安い米で換算しても、遺産は10億円である。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『西洋土器、売ろう(セイヨウドキウロウ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:懲役なら、まさにこれ。