まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(263)

ご自身は“superstitious”ではないとおっしゃっていた先生の授業から。今日は、願いが叶う“wishbone”の話題。成人すれば親と別居が当たり前の米国。でも、クリスマスと感謝祭(多くの州で11月第4木曜から4連休)は別。孫を連れた子ども夫婦が実家に集まる。空港や高速道路が大混雑。お盆や年末年始の頃の日本並みに渋滞が発生する。感謝祭に付き物といえば七面鳥の丸焼き。この日ターキーを口にする人は全米の9割に上り、たった1日で4600万羽(年間では2億7千万羽!)が消費されるという。内臓は取り出されパンなどの詰め物が入っているのが一般的。チキンで代替する貧しい家庭がある一方、10キロを超す高級品も販売されている。チキンをカモの肉に詰め、更にカモ肉を七面鳥に詰めてある。このメインディッシュを全員に切り分ける役を担うのが、一家の主人。切り分けていくと、胸肉にくっついているのが“wishbone”(V字の形の胸骨)である。しばらく乾燥させておき、脆くなった頃合いにV字の両端を2人で持つ。願いをかけたら互いに引っ張る。長い骨が残った方の人の願いが叶うという。スポーツカーに使用されるサスペンション、ダブル・ウィッシュボーンの名は、この骨の形状に由来する。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『謹言ペン字(キンゲンペンジ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:周口店で発見。