まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

銀杏禍(3)

銀杏に触れて5日目の10/25(火)、処方されたキンダベートを顔面に塗布すると、患部は赤みを増し熱を持つ。保冷剤をハンカチに包み肌に当てると気持ちがよい。火照りが取れ掻痒感が低減。唇の周りの炎症はましなるが、患部の広がりは止まらない。目まで上がってくるのは確実。夕刻、右股の付け根が赤くなり、局部がパンパンに腫れる。内部からふくらむのではない。皮膚だけが腫れ上がり厚みを増している。例えは悪いが、小さなソーセージに大量の小麦粉を巻き付けた、安物のジャンボフランク状態。治ったからこうやって書けるものの、当時は深刻。翌26日(水)に再受診。腫れが下半身にまで及び、Pから皺が消えた旨報告。「では、見せてください」とH口医師。えっ!! 恥ずかしいが、見せないと治療は進まない。ズボンもズボン下もパンツも足首まで下ろす。エープリル・フールじゃない。パートの看護師が足音もなく接近。あんたは見に来なくていいの! 夫のものでも眺めてなはれ! 塗り薬マイザー(首から下用)を処方される。夜には腫れが顔面全体に広がり、額の皺が消失。まぶたが腫れ始め、視界の一部が妨げられる。そうっと洗顔すると、手の平に無数の発疹が感じられ、気色悪い。本人が身震いするほど。家族に同情。日焼け後のようにめくれ始めた指先の皮がすべて取れる。最初に罹患した部分だからか。薬を塗ると、火照るし痒いし眠れない。2時、3時まで顔面の熱を冷ますのに保冷剤が手放せない。一度寝入っても、無意識の内に耳の穴を掻いている始末。だが、次の5日間に降りかかった難儀に比べれば、まだ序の口に過ぎない。『昭和枯れすすき』の歌詞「♪貧しさに負けた。いえ、世間に負けた…」をもじって「♪ギンナンに負けた。いえ、イチョウに負けた…」などと、まだ替え歌を歌う余裕があった。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『電波、天使乗るん?(デンパテンシノルン)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:守護神アテナを祀る。