まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(258)

ペーダ先生ご使用教材のJoey Adams著“The Borscht Belt”に多く登場するのは、ユダヤアメリカ人。俳優でプロデューサーのTony Curtis(1925年6/3〜2010年9/29)もその1人。ラスベガスで執り行われた葬儀(現地10/4/2010)には、カーク・ダグラスアーノルド・シュワルツェネッガーらが参列。その模様が英BBC等で流された。全米人口の2%に過ぎないユダヤ系だが、経済界だけでなく政界でも映画界でもその影響力は絶大。無視できる政治家など皆無という。ユダヤアメリカ人の実力の一端に触れられたのは、『ボルシチ・ベルト』に接したから。俳優トニー・カーチスの本名は、Bernard Schwartz。シュワちゃんの姓とちょっと重なるが、シュワルツだけならドイツ語で「黒い」の意。因みに「ネッガー」は“nigger”と同義だから、意味が重複している。3人兄弟の長男として、NYブロンクスに生まれる。5,6歳までは英語が話せず、就学が遅れる。両親はハンガリーユダヤ人移民で、仕立屋が生業。小さな店舗の前半分が作業場、後ろ半分が住居。生活は極貧。実際、両親に扶養能力がないと見なされ、8歳の頃に弟のJuliusと共に1ヵ月間孤児院で暮らす。後に精神分裂病と診断される母親は、自分の子ども達に敵意を抱き攻撃的。虐待は日常だったという。もう1人の弟、Robertも分裂病で施設に入っている。就学後は、札付きの不良少年となる。続きは、後日。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『同盟、買おう(ドウメイカオウ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:別名、甲州裏街道。