まだブラウン管テレビを見ているの、とよく言われる。性能をご存じない他人様からはオンボロに見えるのだろうが、実はそうではない。現在でも、これ以上は望みようがないほどの高画質を誇る。店頭で見た精細なハイビジョン映像に驚嘆し、２００３年に購ったソニー製に故障は１度もない。後から購入したHDD内臓DVDプレーヤー（シャープ製）もほぼ同額だったが、こいつは２度も故障。しかも有償ときている(T_T)。アクオスにすんなりとは手が出ない所以である。ブラウン管は、場所を取る。重たい。３Dじゃないしネットにも繋がらない。９年前の製品だからD５端子もない。が、それだけのこと。速い動きに残像が残ったり、斜めからの視聴に難があったりという液晶の弱点は持たない。BSデジタルチューナー付き１６：９のフルフラット画面は、斜めからでもきれいに見える。ニュースと野球中継の同時視聴など、２画面相互可変分割機能も嬉しい。電源ボタンを押すなど無用。いきなりリモコンのチャンネルを押しても瞬時につく。現在でもハイビジョン映像（スーパーファインピッチFDトリニトロン）にはまったく不満は感じない。液晶画面を上回るのではないかという印象さえ持つ。１２cm丸の１５Wウーファーに５cm×９cm丸の７．５Wツイーター２個を装備。視聴中に聞こえた番組の電話コールを現実と思い込み、自分の携帯や固定電話に出ようとしたことが何度もある。音声による臨場感もかなりのものだと言える。薄型に押され、生産停止。故障しても、部品は払底しているだろう。歴史に残すべき技術遺産である。寿命を迎えるまでは、大切に使いたい。
無免許も続けりゃ能力ありとする
法曹界のおかしな解釈
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『ドルがアホ（ドルガアホ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：度を越す人をたしなめていう。
