まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

JR九州787系(5)

日豊本線には全国に知られた駅名がある。佐伯・延岡間にある、隣同士の駅「重岡」と「宗太郎」がそれ。続けて読めば「しげおかそうたろう」で人名が完成する。運行本数は臨時列車を含めても1日に上下32本と少ないのに、ほとんどが通過。停車するのは、わずかに上下6本のみ。これってひどすぎないかなぁ。類似の例その2。佐伯の西隣の「上岡」とその次の「直見」も「かみおかなおみ」で人名と取れないことはない。たった一駅で姓名を構成するのは「中山香」駅。残念ながら、読みは「なかやまかおり」ならぬ「なかやまが」である。臼杵の西隣の駅「上臼杵」などは、「髪薄き」と同音異義。そう思うのは、頭の天辺に「UFOが着陸」し本数が寂しくなったオヤジだけだろうか。鶴崎臼杵に停車。下車する客はあっても、誰も乗ってはこない。臼杵を出ると、ちょっとの間であるが、進行方向左手に海が広がる。すぐにトンネルに入り、抜け出ると右車窓下に分岐したレールが現れる。そこが徳浦信号場であった。徳浦本町の家並みは左(東)側に集中し、右側は山ばかり。見通しが悪いため列車は緩行するが、気をつけていないと見過ごしてしまう。信号場の中にも短いトンネルがある。そこまで来てしまうと、気付くのは難しいかもしれない。隣席の10番AB席では女性2人組が駅弁を広げている。当方も昼食はビールに駅弁の腹づもり。延岡の鮎寿司なら言うことなし。だが、「みずほ」「ソニック」ではしつこい程だった車内販売嬢が現れない。Luncheon Timeである。その内来るだろうと待つものの、40分後の津久見を過ぎても音沙汰無し。発車1時間後の佐伯を過ぎると、さすがに諦めた。大企業「みずほ」から中企業「ソニック」に出向後、更に零細の「にちりん」に転職したサラリーマンの気分。以前はあった「旨い」社員食堂や弁当配達サービスがないどころか、近くにはコンビニすらみあたらない状況である。過疎地の特急にワゴンサービスは無用なのである(T_T)。後日調べてみると、車内販売は延岡・宮崎間の一部列車でのみ実施されるとのこと。宮崎到着は15:13。このままでは、まちゃつの日干しが出来上がる。が、そんなこともあろうかとトフコさんが小倉でおにぎりを購入済み。ファインプレー(^o^)。2つ目の川原木信号場は、佐伯から3つ目の駅「直川」とあの有名な「重岡」との中間にあった。小さな川を挟んで西側すぐ近くをR10が並行。少ないながら人家があり車が通る。宮崎市の門石信号場のような誰もいない寂しい場所を想像していたら、予想は外れてしまった。ちょっと拍子抜けしたアル。


   街の声流すのだけがニュースなら
   払う気しぼむで受信料など


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『樋の塵(トイノチリ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:生命・地位など大事なものを失わせること。