車のハンドルは円いから“wheel”だが、「自転車のハンドル」は“handlebar”。初めて製作された19世紀初期には、現在のようなバリエーションは存在しない。名称は、形状が“bar”「棒」状だったことによるのだろう。知人に差し上げた、学生時代の愛車は18段変速。日帰りで府内や奈良へ、テントを積めば京都、滋賀、福井まで出かけた。「ドロップ」ハンドルにしていたのは、峠越えで前傾姿勢をとりやすいから。ペダルに力を込めやすい。普段乗るシティサイクルは、内装3段の「トンボ」。もっとも、減量に成功して以来ここ1年ご無沙汰している。危ない自転車乗りの同類と思われるのが嫌だからという理由もある。隊長は「カマキリ」派。ところで、「ドロップ」は英語でも“drop bars”。トライアスロン用の「エアロ」も同じく“aero bars”でよい。但し「トンボ」や「カマキリ」は昆虫名ではないから、“dragonfly”“mantis”では通じない。「トンボ」は「平ハンドル」“flat bars”、「カマキリ」は「上がりハンドル」“riser bars”だろう。蛇足になるが、荷物の貼り紙“Handle With Care”「取り扱い注意」中の“handle”は、「手で動かす」という意味の動詞ターイ。
びっこ引く
椋鳥目がけ
飯飛ばす
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『ネコ、医師好きさ(ネコイシスキサ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:念動