櫛田川を越えしばらく進むと、明和町。町名の由来は、三和町と斉明村が合併したことによる。人口2万人余りの小さな町なのに、江戸期に統治していた藩は複数。神宮領の外、鳥羽藩、藤堂藩、紀州藩(!)の領地が入り組んでいた。天皇の名代として伊勢神宮に奉仕する斎王の居所、斎宮があったことと関係するか。バイパスは東から南東に向きを変える。左手に海が広がり、右手にそう高くない山々が連なる。目にするのは初めてのはずなのに、見覚えのある懐かしい風景が続く。デジャビュか、との思いは外れ。伊勢湾を日向灘に置きかえれば、空港から南下するR220宮崎南バイパスの雰囲気なのである。両側に田畑が広がるところまでが同じ。分離帯にフェニックスを植えれば、そっくりになるかもしれない。快適な南勢バイパスだが、標高は2メートルから4メートル。大津波に遭遇すると、ここでは逃げ場がない(T_T)。
自らを「一兵卒」になぞらえて
Oー様と似る終わりの始まり
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『我が名、要らず(ワガナイラズ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:長病み。