まちゃつの徒然日記

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古地図(7)

元禄4年完成の「新校正大坂大絵図」には、大坂から各地への距離が記載されている。
京橋を起点にして、住吉大社へ二里、山崎へ八里、伏見へ九里、京へ十二里、比叡山へ十五里、吉野へ十六里とある。驚くほど正確なのは、旅といえば徒歩に頼らざるを得なかったことと無縁ではあるまい。当時とは異なるだろうが、R309、R169を経由、県道15号に入るルートで金峯山寺までの距離を計算してみた。吉野までは、約60キロ。300年が経過し、4キロの短縮となっている。川口起点では、尼崎へ二里、西宮へ三里、伊丹へ四里、池田へ五里、有馬へ九里、兵庫へ十里、一ノ谷へ十一里、という具合。R2を走れば、尼崎まで12キロ、西宮までなら16キロ。単純に比較すると、現在の方が距離が長い。起点が梅田新道に変更されているし、終点も元禄4年当時とは異なるからだろう。反対に3キロほど近くなっているのは、池田。R176を利用すれば、16.6キロである。


   ハシブトが
   口開けて飛ぶ
   残暑かな


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『海老が謀る(エビガハカル)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:時代遅れになる。