その二。「玉鉄」の雰囲気は、竹鶴政孝とは随分異なる。将棋界で言えば、深浦康市九段といった感じなのにねェ。NHKは、政孝のイメージに近い俳優を本気で探したのだろうか。その三。スコットランド生まれのはずなのに、訛りが全く出ないエリーにも困惑させられる。明瞭なアメリカ英語で“Scotland”と発音してくれるのはいいのだが…。因みに、スコットランド訛りを例に挙げる。“about”なら“a boat”、“now”は“know”のように聞こえるという。つまり、二重母音[au]は[ou]となる傾向を持つ。また、“go”“no”などの二重母音[ou]も長母音となるのが普通とか。一番がっかりしたのが、その四。エリーにでたらめの英語を喋らせている。二回目の放送で、泉ピン子演じる母親が「外国人の嫁は、絶対に認められません」と述べる直後の科白がそれ。「どうして(ダメなの)?」のニュアンスで“Why?”を使用している。直前が否定文故“Why not?”と喋るべき場面なのである。せめて“How come?”くらいにできなかったか。残念なことである。番組の脚本家もプロデューサも、英語の授業中は上の空で過ごしていたのに違いない。
マスゴミの
音頭で判決
書く法衣
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『こうしてツキ呼ぶ(コウシテツキヨブ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:証言以外の検証物など。